早いもので3月も下旬。厳しい冬の寒さはだいぶ和らぎ、ここ数日はポカポカと暖かい陽気が降り注いだ。待ちに待った春の到来である。花粉症持ちにとっては辛い季節だが、それでも春は気持ちがいい。東京では桜の開花が発表され、いよいよお花見シーズンに突入しようとしている。
しかし、そのことを快く思わない者がいた。春の到来、そして、それを喜ぶ関東民への怒りに震える者がいた。そう、冬将軍である。すでに戦線から撤退したと思われていた冬将軍だが、来たる3月21日の「春分の日」をメチャクチャにしようと画策していることが、今回明らかになった。
・せっかくの「春分の日」が……
今週の水曜日は「春分の日」だ。昼と夜が同じ長さになる日のことを指し、嬉しいことに国民の休日となっている。まだ見頃とは言えないが、一足早く桜見物にでも出かけようかと考えていた人も多いことだろう。しかし、それを許さないのが冬将軍である。
・真冬の寒さに
日本気象協会運営の tenki.jp によると、本日19日は4月並みの気温だった関東も、明日20日には一転して真冬の寒さへと逆戻り。最高気温が10度に届かない所が多いという。20度近くあった気温が10度以下になるとか、一体何のスイッチを押したらそんなことになるのか。冬将軍のやつめ……!
・しかも雨
おまけに明日の天気は雨。ただでさえ気温が低いのに、雨の影響でより寒く感じそうである。予報では、関東は火曜から水曜までずーっと冷たい雨が降るらしいぞ。冬じゃん。それもう、完全に真冬じゃん。絶対寒いじゃん。コート必要じゃん。冬将軍のやつめ……!
・まさかの雪も?
明日火曜は寒いと書いたが、どうやら「春分の日」はもっとヤバイことになりそうだ。ウェザーニュースによると、21日の「春分の日」は低気圧の動きが遅い上に、さらに気温が下がり、関東北部ほど雪が混じるような天気になるとのこと。雪だぁ!? “春” だっつってんだろうが! 冬将軍のやつめ!!
・最後のあがき
冬将軍が我々に何の恨みがあるのかは不明だが、「春分の日」は散歩がてら桜でも眺めようかと考えていた人は、その予定を変更する必要がありそうだ。くれぐれも体調管理に気を付け、共に冬将軍の最後のあがきを乗り越えようではないか。それにしても、まったくもって迷惑なヤツである……。
参照元:日本気象協会、ウェザーニュース、Twitter @tenkijp
執筆:あひるねこ
▼冬将軍、最後のあがき
【火曜の関東 春から一転 真冬の寒さに】 https://t.co/MXmHDyIMd4 19日(月)の4月並みの気温から一転、20日(火)の関東は真冬並みの寒さに。最高..
— tenki.jp (@tenkijp) March 19, 2018