最近では安田大サーカスのクロちゃんが炎上芸人として名を馳せているが「元祖炎上芸人」といえば、ご存じキングコングの西野亮廣(にしの あきひろ)さんだ。西野さんに時代が追い付いていないのか、それともシンプルに嫌われ能力が高いのかはわからないが、他の芸人と比べても風当たりが人60倍くらい強いことだけは確かである。
そんな西野さんには当然ながら「アンチ」が多く存在する。要するに西野さんのことが大嫌いな人たちのことだが、果たしてアンチとは具体的にどんな人でどんな活動をしているのだろうか? 2018年3月7日、西野さんのブログに『アンチとの対話』なる投稿がされ、その内容が非常に興味深いのでご紹介したい。
・なぜ何度も炎上できるのか?
これまで数えきれないほどの炎上騒ぎを経験してきた西野さん。その理由は様々なのだろうが「それなりの存在感」と「ナチュラルな嫌われ能力」が高いレベルで備わっていないと、こう何度も炎上騒ぎは起こせないハズだ。
例えば全く無名の芸人では1度の炎上騒ぎは起こせても、やがて誰からも相手にされなくなるだろう。また多くの人が西野さんに好感度を抱いていては毎度のように炎上は起きない。そういう意味で西野さんは “炎上の才能” を有したレアな人物と言える。
・アンチとの対話
それはさておき、西野さんがエントリーしたのは「元アンチとの対話」である。西野さんのことが憎たらしくて憎たらしくて仕方がないアンチたちは、果たしてどんな動機でどんな活動をしていたのだろうか? 西野さんのブログから一部を引用したい。
西野さん「どういった活動をされていたのですか?」
元アンチ「掲示板に集まったアンチの人達に声をかけて、みんなでAmazonのレビューの☆を1にして、ボロカスに書いていました」
西野さん「どこで、アンチを辞めようと思ったのですか?」
元アンチ「アンチコメントが西野さんにリツイートされた時です。『あ、完全に利用されてるな』と確信して、『この人の邪魔をしよう思ったら、アンチを辞めた方が絶対にイイ』と思って、西野さんを潰す為にアンチを辞めました」
実はこの後が大変興味深い部分なのだが、詳しくは西野さんのブログでご覧いただきたい。1つ言えるのは「アンチの感情は複雑に見えてシンプル、シンプルに見えて複雑」つまりアンチとファンは表裏一体だということ。西野さんのことが気になって仕方がない時点で、術中にハマっているのかもしれない。
個人的にはここ数年、テレビ東京系列『ゴッドタン』での活躍で西野さん株は急上昇している。特に劇団ひとりさんとのやり取りは鉄板かつポテンシャルが最大限に発揮されているから、特に西野さんが嫌いだという人にご覧になっていただきたい。
参照元:西野亮廣ブログ「アンチとの対話」
執筆:P.K.サンジュン
▼最近髪を切ったのもゴッドタンが理由なのだ。この回は神回だった。