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【疑問】なぜセンター試験は1月のクソ寒い時期なのか / 毎年どこかで荒天! 無慈悲な日程に「受験生に余計な心労かけるなよ」って思うのだが

2018年1月12日

2018年1月13日&14日、いよいよ大学入試センター試験の当日だ。もう準備は万端だよね!? あとは当日、いままでやってきたことをいつものようにこなすだけ……のはずなのだが! 今一番気になることはお天気ではないだろうか? 寒さヤバイ、雪ヤバイ!!

そういえば、この時期は毎年のように荒天な気がする。明日も電車が動いていなかったらどうしよう……ただでさえ緊張する大事な日に、どうして余計な心配をかけさせるのだろう。なぜ、わざわざこの時期に試験を行うのか? 決めたヤツ、出て来いや!

・センター試験はなぜ1月?

センター当日に荒天、交通機関の乱れがあると受験生本人はもちろん、保護者、そして試験監督だって大変なはず。もちろん、多くの受験生がリスク回避のための行動をしているとは思うが、それにしたって無慈悲な日程である。

私も交通機関の遅延を恐れて、陽が昇る前に自転車をこいで10キロ先の会場まで行ったものだ。雪こそ降らなかったものの、1月の早朝は本当に寒かった。

なんでこう毎年毎年、どこかで雪が降って誰かが困っているのに、なんでこう毎年毎年1月の中旬に試験が行われるのか。調べてみたところ、犯人はアイツだった。


「1月13日以降の最初の土曜日及び翌日の日曜日とし(「大学入学者選抜に係る大学入試センター試験実施大綱・平成29年6月1日付け 29文科高第237号文部科学省高等教育局長通知」より引用)」





文科省だった! 犯人は文科省だった!! 昨年のものを見ても、来年の実施要項を見てもやっぱり「1月13日以降の最初の土日」だ。

各大学の2次試験を考えての日程だとは思うが、いやいや、ドカ雪災害を知らない人が決めちゃったんじゃないのー!? 毎年のようにどこかでお天気由来のトラブルが起きるという無慈悲な日程なので、ちょっと考え直してほしい……。

・センターはなくなるけど

毎年、いろんな人をヤキモキさせるセンター試験だが、2019年をもって廃止が決まっている。2020年からは記述を増やした「大学入学共通テスト」となる。

これを機に、日程も見直されるかも? と、一瞬思ったが「大学入学共通テスト実施方針(文科省)」や「高校生新聞」によると、新テストも1月中旬に行われる見通しだという。あんま変わらんのか。

入試がクソ寒く大雪になりかねない時期に行われるのは、四季があり、学校は4月はじまりという日本の定めなのだろうか。2018年も日本海側を中心に大雪、雪が降らない地域も寒さがピークになると言われているが……。受験生の皆さんが落ち着いて試験にのぞめるよう願うばかりである。

参照元:文科省「入学者選抜実施要項」、「大学入学共通テスト実施方針」、高校生新聞
執筆、イラスト:沢井メグ

▼受験生の方がんばってください!

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