家庭用ゲーム機の元祖と言えばファミコンこと、ファミリーコンピュータである。白とえんじ色のボディーに、当時の思い出がよみがえる人も少なくないだろう。友達の家に集まってみんなでワイワイやったなあ。周りで見てるだけでも楽しかったあの頃

任天堂がなければ、現在の家庭用ゲームはなかったと言っても過言ではない。そんな任天堂のサポート対応が現在、話題になっている。ニンテンドーDSを壊してしまった少年、サポートを頼ったところ……マジかよ!?

・甥っ子が壊してしまったDS

「#任天堂を許すな」というタグと共に投稿されたこのマンガ。作者である「るかぽん@アイリスオーヤマさんサイトで漫画連載中(@rukapon)」さんの甥っ子であるA太くんが実際に体験したことのようだ。

当時、ややコミュ障だったA太くんは、肌身離さずニンテンドーDSを持ち歩いていたが、ある日、落として壊してしまう

・自力で直そうとしてさらに悪化

自力で直そうと試みるも失敗。使ったボンドはカチカチになって本体に貼りつき、状況はさらに悪化してしまったらしい。

慌てて修理センターに電話し、サポートに本体を送り返すA太くん。これがゲームの力……。しかし、任天堂サポートの衝撃の対応はここからだった。本体は割れてる上にボンドでくっついている状態なので、修理となると一部か全部の取り替えとなるだろう。ということは費用がかかるのが普通だ。だが、任天堂が請求してきた金額は……

なんと0円!「子供が頑張って発送したから」という理由で修理代が0円だったというのである。マジかよ! 任天堂かっこEEEEEEEEE!! さらに、るかぽんさんのツイートによると、「おかげでコミュ障も治った」とのこと。なんだ、ただの神か

ちなみに、このエピソードは10年ほど前のことだという。マンガは、るかぽんさんのサークル「るかぽんず」が当時の冬コミで発行した『家電トラブルまんが』という同人誌にも掲載されたものの一部。「この作品を含めた再録集を、今年の夏コミで発行予定」とのこと。

・#任天堂を許すな

最後に、タグ「#任天堂を許すな」は2018年1月10日、携帯ゲームのコロプラが「任天堂から提供の差し止めと44億円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こされた」と発表したことから作成されたもの。

当初は、任天堂へのレジスタンス的意味合いだったようだが、現在は本記事でご紹介したような任天堂の美談が大半を占めている。伝説になる会社はやはり違うのか。任天堂、マジヤヴァイ

参照元:Twitter @rukapon
マンガ:るかぽん, used with permission.
執筆:中澤星児

▼まさに神対応