2017年も残すところあとわずか。流行語大賞や検索ランク大賞など、各種ランキングが発表される時期でもある。そして忘れてならないのが、毎年12月に京都の清水寺で発表される『今年の漢字』だ。
昨年は、リオデジャネイロオリンピックや、舛添要一前東京都知事の政治資金私的流用などが反映され “金” が今年の漢字であったが、果たして2017年はどうなるのか? ちょいと気が早い気もするが「今年の漢字に選ばれそうな漢字一文字」のアンケート結果をお伝えしよう。
・あくまで予測
11月29日、カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社が発表した「年末恒例の賞に関するアンケート調査」。今年の漢字だけではなく、流行語大賞、ベストドレッサー賞……に選ばれそうな “予想アンケート結果” となっている。
アンケート自体は16歳~69歳の男女1604名を対象に実施しているというから、当てずっぽうの適当なアンケート結果ではないハズだ。それでは以下で「今年の漢字」「新語・流行語大賞」「ベストドレッサー賞」……に選ばれそうな予想結果をご覧いただきたい。
・「今年の漢字」に選ばれそうな漢字一文字
1位: 変
1位: 乱
3位: 不
4位: 北
5位: 倫
6位: 選
7位: 忖
8位: 金
9位: 嘘
10位: 疑
・「新語・流行語大賞」に選ばれそうな言葉
1位: 忖度
2位: インスタ映え
3位: 35億
4位: ちーがーうーだーろー!
5位: ひふみん
6位: Jアラート
7位: ○○ファースト
8位: ユーチューバー
9位: うんこ漢字ドリル
10位: プレミアムフライデー
・「ベストドレッサー賞 スポーツ・芸能部門」に選ばれそうな人
1位: 竹内涼真
2位: 高橋一生
3位: ブルゾンちえみ
4位: 大谷翔平
5位: 有村架純
まず「今年の漢字」についてだが、2017年は突然の衆院解散総選挙や座間市の事件、さらには北朝鮮のロケット発射など、今までにない変わった事件やニュースが多くあったことが理由だという。その他、日経平均やビットコインの高騰、海外での銃乱射事件など心を乱すニュースが目立つ一年だったことから「変」と「乱」が同率で1位になったようだ。
そして「新語・流行語大賞」は森友学園問題で一躍フューチャーされた「忖度」が第1位、「ベストドレッサー賞」では今をときめく大人気俳優「竹内涼真」さんが1位となっている。
注目はどちらのランキングにも名を連ねているブルゾンちえみさんだ。今やテレビで見かけない日はなく、バラエティ番組にとどまらずドラマにも出演、さらには24時間テレビのランナーを務めたことは記憶に新しい。そういう意味では「ブルゾンちえみさんを中心に回った2017年」とも言えるハズだ。
しばらくすると、いずれの予測も正解が発表される。果たして今回のアンケート結果の中に的中するものはあるのだろうか? 2017年も残り1カ月を切ろうとしている。
参照元:年末恒例の賞に関するアンケート調査
執筆:P.K.サンジュン