きっと誰もが1度くらいは「コラ! 廊下を走るな!!」と学校の先生に叱られた経験があるハズだ。大人になってからは廊下を走る機会も滅多にないが、エネルギーが有り余っていた学生時代。廊下を走ってしまう子供たちが健康なのは間違いない。
それはさておき、いまイギリスのタイルメーカーが公開した「絶対に廊下を走らせない床」が話題を集めている。動画を見てみると……うお、確かにこの廊下ならどれだけヤンチャな子供でも走ることをためらうことだろう。
・絶対に廊下を走らせない床とは?
イギリスのタイルメーカー「Casa Ceramica」が、Twitter(@casaceramica)に投稿した話題の映像。ご覧いただくと一目瞭然なのだが、なんと目の錯覚を利用した「トリックアート仕様の廊下の床」なのだ。
映像では一部の床が凹んでいるように見えるが、実物はもちろん真っ直ぐで平らな廊下である。「絶対に廊下を走らせない床」と聞くと、障害物を置いたり、デコボコしている床を想像してしまうが、目の錯覚を利用するとは何ともハイセンスだ。
また、デザイン性も素晴らしく、さすがのヨーロッパクオリティといったところである。デザイン性と実用性、さらには遊び心をスマートに取り入れるセンスには素直に脱帽だ。うむ、この発想はなかった。
普段から緊張してしまう気もしなくはないが、目の錯覚だけで「絶対に廊下を走らせない床」を実現したイギリスのタイルメーカー。ワンパクな子供たちにお困りの教育関係者は、ぜひ導入を検討してみてはいかがだろうか?
Twitterにはその他のバージョンも公開されているから、興味がある人はぜひチェックしてみよう。この床が廊下を走る子供たちを激減させる……のかもしれない。
参照元:Twitter@casaceramica
執筆:P.K.サンジュン
▼うーむ、ハイセンス。
Here’s how to navigate our floor! #tiles #Manchester #Lovetiles #Illusion #Aliceinwonderland #CharlieAndthechocolatefactory pic.twitter.com/fn8kV2Wcz9
— Casa Ceramica (@casaceramica) September 22, 2017
▼別バージョンも公開されているぞ。これも走れない。
They are actual tiles pic.twitter.com/7HvTqz9jHP
— Casa Ceramica (@casaceramica) September 22, 2017