今、安倍昭恵夫人がトランプ大統領との会話を避けるために、英語を話せないふりをしたのではないか……と海外で話題になっている。
『The New York Times』によるインタビューで、トランプ大統領が「昭恵夫人の隣の席に座ったんだけど、彼女は一言も英語を話さなかった」と明かしたのだ。するとネット上では「え? 昭恵夫人って英語話せたはずじゃ……?」と疑問が噴出している。
・トランプ大統領「ハローも言ってくれなかった」
2017年7月上旬にドイツで行われた G20ハンブルク・サミット。その夕食会で、トランプ大統領は昭恵夫人と隣り合わせになったそうだ。トランプ大統領は、インタビュー内でそのときのことを以下のように振り返っている。
「私は、安倍首相夫人の隣の席だった。私は安倍夫妻を素晴らしい人々だと思うが、夫人は英語を話さなかった」
インタビュアーが「全く話さなかったのですか?」と聞き返すと、トランプ大統領は「 “ハロー” さえ言わなかった」「大変だった。1時間45分も席に着いていなきゃいけないんだからね」と気まずい思いをしたことを明かした。
・世界会議で流暢な英語を披露する昭恵さん
するとネット上で「昭恵夫人って、英語を話せたはずでは?」という指摘が寄せられることに。記者のサム・シールマンスさんは、今回のトランプ大統領のインタビューの一部とともに、昭恵夫人がかつて英語で演説を行った動画をツイートした。
動画の中で、たしかに昭恵夫人は流暢な英語を披露している。このことから『indy100』や『SPIN』などのメディアは、「トランプ大統領と話したくなくて、彼女は英語を話せないフリをしたのでは」と伝えている。
・「恥ずかしがり屋?」などの意見も
それ以外にも Twitter 上では……
「昭恵夫人はスピーチでは原稿を読んでいるだけで、インタビューでは通訳を介している。やはり英語が話せないのでは?」
「それにしたって少しくらいは会話できるだろう」
「日本人女性は恥ずかしがり屋だから、セクハラするトランプとは話したくなかったのでは」
……なんて意見も聞かれた。
しかし、居酒屋を経営したり、『The Japan Times』にて「いろいろな人たちと話が普通にできるというのが、私の強みの一つです」と語る昭恵夫人が、果たして「ハロー」さえ言えない恥ずかしがり屋なのだろうか。
また、サミットの夕食会という場で “トランプ大統領と話したくない” と英語を話せないふりをしたことも考えがたい。あなたはどう思うだろうか?
参照元:The New York Times、indy100、SPIN(英語)、The Japan Times、Twitter @samthielman
執筆:小千谷サチ
Photo:Wikimedia Commons
▼サム・シールマンスさんのツイート
https://twitter.com/samthielman/status/887987198146097152