突然だが、皆さんはぬいぐるみに一目惚れをしたことがあるだろうか。30代後半のオッサンが、いきなり「これカワイイ! これマジやばい!!」と、ぬいぐるみに出会って4秒で即買いすることなんて絶対にあってはならないが、子どもならばよくある話。幼い頃、気に入ったぬいぐるみは誰でもひとつやふたつあるだろう。
さて、そんなぬいぐるみの中でもカワイイと圧倒的な人気を誇るのが「パンダ」だが、海外で胸ズッキュンのエピソードが発生。とある少年がパンダのぬいぐるみに一目惚れしてしまい、買うために取った行動がカワイイとニュースになっている。
・イギリスの少年がぬいぐるみに一目惚れ
海外サイトで取り上げられているのは、イギリスのリヴァプールに住むレオン・アッシュワースくん(10歳)。なんでも彼は、イギリスのスーパーマーケット・ASDA(アズダ)で売っているパンダのぬいぐるみに一目惚れをしてしまったそうだ。
だが、お金がないことで出会って即買いできず。母親に「次の給料日に買うから待ってね」と言われるも、なかなか諦めきれずにいた。そこでレオンくんは、どうしてもパンダのぬいぐるみを手に入れたいため、ある行動に出たという。
・ダンボールに入れてメッセージを残す
何をやったのかというと……そう、パンダのぬいぐるみをダンボールに入れ、メッセージを残したのだ。そこには「未来の持ち主より」という名前でこう書かれていた。
「ママはパンディーを買うお金がありませんでした。来週6月15日には買いにきます。どうかお願いです。それまで買わないで下さい!」
すでに「パンディー」と名づけているあたり、完全に恋をしてしまったことがよくわかる。誰が子どもの切実な願いをむげにすることができようか。いや、できるはずがない!
・店員さんからサプライズでプレゼント
そして後日、レオンくんはパンディーを購入……といきたいところだが、思わぬサプライズがあった。なんとレオンくんの純粋な気持ちに心を打たれたスーパーの店員さんが、彼のためにお金を出し合ってパンディーをプレゼントしたというから心温まる話である。
アズダの Facebook に投稿された写真を見ると、パンディーを手にしたレオンくんは満面の笑みでとても嬉しそう。パンディーを手に入れると同時に人の優しさに触れたレオンくんは、きっと心優しい大人に育つことだろう。
参照元:Facebook[1][2]、ASDA news&blog(英語)
執筆:原田たかし