本日4月1日は、言わずと知れたエイプリルフールである。実は「トレーニングの日」であり、「不動産鑑定評価の日」であり、「ストラップの日」でもあるのだが、4月1日はエイプリルフール……つまり4月バカ一色と言っていいだろう。
4月バカ……。世の中には「いい馬鹿」と「悪い馬鹿」が存在するが、意外と恥ずかしいのが “学力バカ”、要するに勉強の出来ない馬鹿である。そこで今回はエイプリルフール特別企画と題し、ロケットニュース24のおっさん7名が、真の学力バカ決定戦を開催したのでご報告したい。
・小6のテストを実施
いきなりだが、当編集部の面々は、決して高学歴ではない。今回テストに参加した7名中、大卒は3名のみ。残りは専門卒や高卒など「学歴上等主義」を掲げるメディアである。何が言いたいかというと、我々に中学や高校の問題はハードルが高すぎる……無茶だ。というわけで今回は、小学校6年生の問題で学力バカを決定することにした。
課題は、国語・算数・理科・社会の4教科。つまり400点満点の計算になる。おっさんたちは数十年振りにガチテストに挑んだのだが……や、やべえ。最初はナメていたメンバーも徐々に口数が少なくなり、テストが終わった頃にはほぼ全員が「難しすぎるだろォォオオオ!」と口を揃える結果となった。
この時点で申し上げてしまうが、テストの結果、平均点は400点満点中287点……恥ずかP! 小6の問題で1教科当たりの平均が約70点という、大人として受け入れがたい結果となってしまった。果たして編集部最強の学力バカは誰なのか? 最下位はいったん置いておいて、ケツ2となる第6位からランキング形式で発表しよう。
・第6位:Yoshio 251点(国語91点・算数33点・理科61点・社会66点)
算数で最下位となる33点を叩きだし、理科と社会も振るわなかったYoshio。特に算数はサービス問題「分数の計算」で、5問中3問も間違えるポンコツっぷりを披露してくれた。普段から賢い発言が極端に少ないが、それを裏付ける結果と言えるだろう。
・第5位:GO羽鳥 283点(国語87点・算数58点・理科82点・社会56点)
理科では1位となる82点を獲得したものの、その他の教科が伸び悩んだ羽鳥が第5位。特に社会の解答はヒドく「日本国憲法の内容を改める場合、国会での議決のほかに何が必要ですか?」との問いに「天皇のOK」(正解は国民投票)と答えるなど、ポップな珍解答が連発する事態に。また、やたらと平仮名が多かったことも記述しておこう。
・第4位:P.K.サンジュン 284点(国語95点・算数62点・理科72点・社会55点)
私、P.K.サンジュンは、かつて得意だったハズの社会に足を引っ張られ4位で終わってしまった。特に “寺小屋” というワードが出て来ず、出島と混ざって「出小屋」と解答してしまったことは痛恨の極みである。……出小屋ってなんだよ。もっと勉強します……。
・第3位:佐藤英典 289点(国語74点・算数77点・理科62点・社会76点)
足を引っ張る教科が無く、手堅くまとめてきた佐藤が表彰台入りの第3位に食い込んだ。思ったより頭がいいのかと思いきや、平均点90点の国語で最下位となったことは記述しておこう。ライターの得意分野・国語で最低点とは、もしかしたら佐藤はこの仕事に向いていないのかもしれない。少なくとも金輪際、文章論を語るのは控えるべきだ。
・第2位:中澤星児 306点(国語100点・算数93点・理科63点・社会50点)
国語と算数で高得点を叩きだし、見事2位となった中澤星児。一部では最下位候補と噂されていたが、決して学力バカではないことが証明された。だがしかし、やはりと言うべきか、社会性のない彼は社会で最低点を獲得。もうちょっと社会に歩み寄った方がいいだろう。
さあ、いよいよ1位と最下位を発表! 残る2名は和才雄一郎とりょうの2名である!! さあ、編集部No.1学力バカはどちらなのか!? そして最も頭がいいのは和才なのか、りょうなのか!!?? 栄光の1位を発表だ! もっとも頭がいいのは……!!
頭がいいのは……!!
最高得点を叩き出したのは……!!
ドヤ顔していいのは……!!!!!!!
・第1位:和才雄一郎 354点(国語95点・算数97点・理科77点・社会85点)
2位と約50点の大差をつけ、ブッチギリの1位となったのは和才雄一郎である! 普通にすげぇぇぇえええ!! 特に算数はケアレスミスによる1問間違いのみで、正確無比な性格がテストにも反映された格好だ。これは文句のつけようがない……おめでとォォオオオ!
そして最下位、編集部一の学力バカは、りょうに決定! 君こそ本物のシンプル馬鹿野郎だ!!
・第7位:りょう 241点(国語87点・算数44点・理科52点・社会58点)
国語を除くほとんどの教科がパッとせず、理科では最低点だったりょう。なぜか「鉄棒」を「てつぼ」と記入する謎の凡ミスも響き、Yoshioと僅差の最下位となってしまった。──この日、りょうが口を開くことはなかったが、それでもあえて言おう……君が一番の学力バカであると。
というわけで、ロケットニュース24編集部、真の学力バカは りょうという結果になった。しかしフォローするわけではないが、テストは本当に難しかった。逆に言えば、小学校6年生の頭が良すぎるのかもしれない。日本の未来は明るいハズだ。
参考リンク:今日は何の日
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
▼3位という結果に、感情が爆発する佐藤。
▼Yoshioの算数。第1問の計算でこれはヒドい。
▼P.K.サンジュンの答え。「出小屋」ってなんだよ。
▼テストは本当に難しかった。小学6年生は天才やで。