硬い硬い、とにかく硬い。一説には「サファイア級」とも言われる圧倒的な硬さが、たびたび話題になる井村屋のあずきバー。その硬度は「スイーツ界最強」と言っても過言ではなく、まさに絶対王者、無敵の存在であることは間違いない。だがしかし……。
あずきバーの硬さが話題になるたびに「絶対にこいつの方が強い」と注目を集めるお菓子があることをご存じだろうか? そう、それこそが「芋けんぴ」である。確かに芋けんぴの鋭さは凶器レベルで、もしあずきバーに勝てるとしたら芋けんぴ以外には考えられない……。
・凶器レベルの芋けんぴ
今回、絶対王者「あずきバー」に挑戦するのは、お菓子界からの刺客「芋けんぴ」である。砂糖にコーティングされたボディの強さはもちろんのこと、鋭くとがった先端はまさに凶器! 芋けんぴならば、最硬あずきバーを貫ける可能性があるのではないだろうか?
というわけで、今回は「最硬・あずきバー」vs「最鋭・芋けんぴ」の3番勝負を行った。果たして最強スイーツの歴史は塗り替えられるのか? 以下でご覧いただきたい。
・ラウンド1:「あずきバーの攻撃」
第1ラウンドは、芋けんぴをあずきバーでぶっ叩くというシンプルな戦いだ。攻撃力の高さには定評のある芋けんぴだが、ディフェンス力はどうなのだろう? チーム・AZUKIのGO羽鳥が、あずきバーを芋けんぴ目がけて振り下ろすと……!
キャァァァァアアアアアア! 粉々!! 一瞬で芋けんぴが弾け飛んだ! まさに瞬殺!! そして粉砕! 木端微塵とはこのことで、第1ラウンドは文句なしにあずきバーの勝利となった。
・ラウンド2:「芋けんぴの攻撃」
受けの弱さが露呈した芋けんぴであるが、彼の特徴は攻撃力の高さである。いわば、フォワード、純然たるアタッカーなのだ。第2ラウンドは、あずきバーに芋けんぴをぶっ刺しボディを貫けるのかで勝負。さあ、やってくれ芋けんぴ……! お前は最後の希望なんだ……!!
グラウンド状態のあずきバーに、芋ケンピャーの私、P.K.サンジュンが全力で芋けんぴをぶっ刺す! さあ行け、芋けんぴ!! 手応えは上々だ! 最強スイーツの歴史を塗り替えられるのはお前しかいない! ドリャァァァアアアアア!!
行けぇぇぇっぇえええええ!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
キャァァァァアアアアアア! ……弾けた。芋けんぴも夢も弾けた。攻撃しているのは芋けんぴなのに、あずきバーは余裕のヨシオさんで芋けんぴを粉々にしてしまった。ぐ、ぐぬぬぬ……。芋ケンピャーとしては無念であるが、これは完敗を認めざるを得ない……。
・ラウンド3:「武器対決」
あずきバーの勝利が確定したが、念のため当初から予定していた第3ラウンドも開催することに。ルールーは簡単「実際に武器として使った場合、どちらの方が強いのか?」を決めるというものだ。
あずきバーはそのまま鈍器として使用、芋けんぴは指の間に挟み、ウォーズマンの「ベア・クロー」的な、ウルヴァリンの「アダマンチウム」的な武器になった。
結果からいうと、こちらはドロー! 距離を取って戦う場合はあずきバーの方が優勢であったが、接近戦に持ち込めば芋けんぴの方が強い。特に芋けんぴパンチは一撃必殺の強さを秘めており「食べるメリケンサック」と命名したいほど優秀な武器になることが判明した。
・王者「あずきバー」の圧勝
結果として、2勝1分けであずきバーの勝利ということになり、改めてその強さが証明された格好だ。さすが絶対王者……強い、圧倒的に強い。芋けんぴが敗れたことで、もはや挑戦者すら思い浮かばないが、当編集部ではあずきバーに対抗できる強者を見つけ次第、防衛戦を行う予定である。
最後にあずきバー、そして芋けんぴ……ナイスファイトだったぜ! いい夢見させてもらったよ!! もちろん使用したあずきバーと芋けんぴは美味しくいただきました☆
参考リンク:井村屋
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
▼武器としてはドローだったが、単純な硬さはあずきバーの圧勝だった。
▼強い、強すぎる。
▼あずきバーに勝てる強者は登場するのだろうか?