絶対にあってはいけないハプニング。それがテレビの生放送で起きる放送事故だ。思わぬ映像がお茶の間に流れてしまうと取り返しがつかず、中には謝罪で済まないものも少なくない。しかも、今やインターネットの時代。その失態が全国どころか全世界に発信される可能性だってある。
それだけに、放送関係者はとにかく細心の注意を払うものだが、誰がどう見てもヤバいと思うような放送事故が海外で起きていたと話題だ。一体、何があったのかは、動画「TV Reporter accidentally ruins martial arts master demo」で確認できる。
・カンフーの達人がありえない技を披露
その放送が流れたのは、ハワイの番組の一コマだ。リポーターとともに登場するのは、ブルース・シルバさんという男性。その肩書きは「少林カンフーグランドマスター」というたいそうなネーミングがついている。
そんな彼の特技は、気功を使ってコップでレンガを割ること。さすがはグランドマスター。普通に考えたらコップの方が割れるところだが、嘘みたいな話も可能にしてしまうとは……と思いきや！ 事故が起きたのが、今回の話である。
・致命的なアクシデントが発生
というのも1枚見事に割ったところで、リポーターが「信じられますか、こんな硬いのに！」といった感じでそれとなくレンガに触れると……あらまぁ、なんということでしょう！ ちょっと触れただけで、3重になったレンガがパックリ真っ二つに割れてしまうではないか!! もしかしたら触れると割れるようにできていた……!?
・ショーのはずが茶番劇に
その後、番組の進行通りにグランドマスターは五重になったレンガを頭で割るが、その結果は予想通り。当然のように、これ以上ない茶番劇となってしまった。見ていて楽しいエンターテインメントがダメとは言わないが、失敗は絶対にNG。次があるなら、しっかりとやりきって欲しいものだ。