2016年9月1日、ホームでUAEに敗れてまさかの黒星スタートとなったサッカー日本代表。「初戦で敗れたチームの予選突破率は0%」なんて不吉なデータも騒がれているが、ロシアW杯を目指した戦いは始まったばかり。まだまだ勝負はこれからだ。
そして本日6日、アウェイでタイ戦に臨む日本代表だが、なんといっても気になるのはキーマンだろう。そこで! 通称「タイのメッシ」と呼ばれるチャナティップ・ソングラシン選手を試合前にご紹介しておきたい。
・チャナティップ選手とは
1993年10月5日生まれの22歳。彼は身長160センチと小柄な選手だが、若くしてフル代表で活躍している有望株だ。その特徴は圧倒的な俊敏性。切れ味鋭いドリブルを得意としており、繊細なボールタッチで相手を翻弄するところにある。
・まるでメッシ
また、ドリブルだけでないのが「タイのメッシ」と呼ばれる理由だ。というのも、先日のサウジアラビア戦で彼が見せた動きを収録した動画で確認できるように、決定的なパスを供給して相手ゴールを脅かすシーンが何回も出てくる。
その動きは本家のメッシを見ているかのようで、十分に警戒しておきたいところ。加えて突破力もあるため、もし自由にボールを触らせたら日本代表にとって厄介な存在となることは間違いない。
・本日キックオフ
運命キックオフは本日の19時15分(日本時間21時15分)。スタジアムには5万人の相手サポーターが集結するとも言われており、日本代表は異様な雰囲気の中で試合をすることになるだろうが、勝ち点3を奪う戦いに期待しよう。