【感動レポ】ファミマの『育てるサラダ』がようやく育ったーッ！獲れたてバジルでペペロンチーノを作ってみたらウマすぎて涙が止まらねぇ……

2016年8月2日

あなたは覚えているだろうか？　2016年4月にファミリーマートで発売された『育てるサラダ』のことだ。その名の通り、種から自分で栽培しなければならないこの商品。間違って買ってしまって、「食べられない！」という人も続出したという。

ロケットニュース24では、育つまで待てないのでそのまま食べたりもしてみた。しかしその裏で、ひっそりと自宅で育てていた私（あひるねこ）。そしてついに、バジルを収穫することに成功したのだ！　万歳!!　これは私が『育てるサラダ』を開封してから、パスタにして食べるまでの感動の記録である。

・20年ぶりに植物を育ててみた

ファミマから発売された『育てるサラダガーデンレタスミックス』と『育てるサラダバジル』（共に税込498円）。Twitterなどネットで話題になり、私も5月上旬頃から育て始めることにした。

とは言っても、植物を育てるなんて、たぶん小3の時に学校で花的な何かを育てて以来だ。なんと約20年ぶり。こんな私にも出来るのかしら？　ビクビクしながらパッケージを開封してみた。

中には種と肥料、圧縮培養土が入っていて、この容器自体が鉢になるぞ。培養土に水をかけ膨らまし、種をまく。あとは芽ぇ出ろ～、芽ぇ出ろ～。と念じながら水をかけ見守ろう。

・芽が出た

種まきから5日後。でっ、でっっ、出たーーーっ！　芽が出・た・よぉぉぉぉおお!!　そう、芽が出てきたのである。小さくてかわうぃーね～。久々に味わう喜びを噛みしめながらも、ホンマにこれが食べられるようになるんかい？　とか思ったり思わなかったり。

・ひたすら見守ろう

そこからは、ただただ見守る時間が続く。けっこう続く。水はやりすぎない方がいいとか、必要なことは説明書に書いてあるので、あとは親のように見守るだけだ。

毎日見ていると意外と気付かないものだが、実はちょっとずつ成長しているバジル。写真を撮っておくと成長の様子がよくわかるぞ。そして種まきから約30日。本葉が出揃い、まあまあ伸びてきたなぁという頃に肥料をまいた。

・グングン育つ

それからもひたすら見守り続ける。すると、気温も上がってきたからだろうか。成長のペースが上がったようだ。おお、なんか一気にバジル感出してきたな、おまえ。けっこう食べられそうになってきたじゃないか。よしもう少しだ！　頑張れ!!

・成功の陰にある失敗

バジルの順調な成長の裏で、私は大失敗も経験している。一緒に育てていた『ガーデンレタスミックス』が、完全に枯れてしまったのだ。バジルと同じように育てていたのに……。

自宅の日当たりがよくないため、育成当初からベランダに鉢を置いておいたのだが、これが良くなかったのかもしれない。5月だと気温もそこまで高くないし、風も当たる。バジルと比べて根が弱かったのだろうか。残念な結果となってしまった。

・収穫してすぐ料理に

そのレタスミックスの分も、バジルはよく育ってくれた。種まきから2カ月以上と時間はかかったが、いよいよ収穫である。葉を切り取ると、バジルの強い香りをビンビンに感じるぞ。スゴイじゃん、おまえ！

この獲れたてバジルを使い、ペペロンチーノを作ることに。ニンニクとベーコンをオリーブオイルで炒め、パスタと絡める時に刻んだバジルも投入。鷹の爪を忘れたけど気にするな。仕上げにバジルの葉を乗っければ完成だ。シンプル・イズ・ベスト。それでは、いただきます。

・感動的なウマさに涙不可避

皿を前にし、2カ月以上に渡る育成の日々を思い返す。こんな立派に育って……。父ちゃんは嬉しいぞ。目を潤ませながらフォークを口に運ぶと、ウ、ウメぇぇぇぇえええ!!　ウマすぎる。バジルの爽やかな香りがアクセントとなって、ペペロンチーノの味を引き立てているようだ。なんだろう、涙が止まらねぇ。