夢と魔法の国・ディズニーランド! 多くの子供、いや大人さえも憧れるあのテーマパークだ。だが、ディズニーリゾートがあるのは世界に6カ所だけ。誰もが行きたいときに行ける場所ではない。ああ、家がディズニーランドだったら、せめて近所なら良かったのになぁ。
そんな夢のようなプロジェクトをやり遂げてしまったおじいちゃんがいるそうだ。孫のために自宅に “ミニディズニーランド” を建設! しかもそのクオリティがハンパないのだ。おじいちゃん、素敵すぎる!
・じいちゃん作の “ミニディズニーランド” がスゴイ
自宅の裏庭に “ミニディズニーランド” を作ってしまったのは、米カリフォルニア州に住むスティーブ・ドブスさん(68)だ。そのパークの映像を見てみると……こ、これは!!
そこに映し出されているのは、言わずとしれたアトラクション「イッツ・ア・スモールワールド」だ。さらに、『アナと雪の女王』のエルサが歌う “レリゴー” に合わせて、雪だるまのオラフがクルクルダンスまで披露するという。そして、ライドに乗って小さな家の前を通ると……プーさんと仲間たちが楽しげに歌って踊っているではないか! パークのシンボルであるお城まであるぞ!!
そして目玉は何と言ってもジェットコースターだ。これは、大人も乗れちゃう立派なもの。まさにミニチュア版のディズニーランドだ。パークで遊ぶお孫ちゃんもメチャクチャ楽しそうだなぁ!
・3年前、オモチャに飽きた孫のために作り始める
ドブスさんが、ミニディズニーの建設に着手したのは3年前のこと。電動式の機関車トーマスに飽きてしまった孫のために、トーマスに乗ったまま通れるトンネルを作ったのがきっかけだ。これが、彼の「イッツ・ア・スモールワールド」につながっていく。
そうこうしているうちに、パークはどんどん拡張。ドブスさんはこの自作の遊園地を「ドブスランド」と呼んでいるそうだ。
・ライバルはもちろんディズニーランド!
ドブスさんは、元々ボーイング社の航空宇宙エンジニアだ。これだけのアトラクションを自作できるのは、エンジニアという背景のせいかもしれないが、強い情熱と気合いがなければできることではないだろう。
そんなドブスランドのライバルは本物のディズニーランドだという。「子供たちはディズニーが好きで行きたがるからね。負けちゃいられないよ。裏庭にブランコがあるだけじゃダメだったんだ!」と、茶目っ気たっぷりにコメントしているぞ。
ドブスランドはまだまだ拡張工事中だ。今後は、ディズニーランドのメインストリート風の歩道や、クルクル回るティーカップの遊具を追加していきたいのだそう。高みを目指しまくりなドブスさん。もう、こんなおじいちゃんがいたら自慢になっちゃうね!
参照元:YouTube、Epoch Times、ABC News、LA Times(英語)
執筆:沢井メグ