人間には2種類のタイプがある。アンダーヘアーを処理する人間と、しない人間だ。造園派と自然庭園派と言い換えられるかもしれない。そして造園派にとって、夏のこの時期は何かと大変。特に海やプールに行く予定がある女性は、盆栽名人のような気持ちで丁寧に丁寧に処理していることだろう。
今回は、そんな細やかな気配りを笑い飛ばすかのような “ぶっ飛びドレス” を紹介したい。最初に言っておこう。このドレスによって、「アンダーヘアーは隠すもの」という常識が変わる……かもしれないぞ!
・ガガ様越えを目指す母親
英・ウェイクフィールド出身のサラ・ルイーズ・ブライアンさん(28歳)。元美容師であり、2児の母親である彼女は、ファッションの概念をぶち壊すドレスを作ることで有名だ。以前は、キャンディーでドレスを作ったこともあったらしい。
そんな彼女が最近、新作を発表した。「レディー・ガガの肉ドレス以上に気持ち悪いものを作りたい」という無駄に熱い意気込みで作られたというその作品は、何と主にアンダーヘアーで出来たドレス! 新しい形の “毛100%” とでも言おうか。どうかと思うほど、アンダーヘアーを前面に押し出しまくったドレスなのだ。
・ネットで毛の “寄付” を募る
「ドレスが作れるほど大量のアンダーヘアーを一体どうやって集めたの?」と気になる人がいるだろうが、要はネットを利用したらしい。彼女がSNSで「アンダーヘアー、もしくはそれ以外の体毛を送って下さい〜」と呼びかけたところ数千の反応があり、毛がわっさわっさと集まったそうだ。
もしオッサンが呼びかけたら、それだけの反応が帰ってくるのか気になるところだが、誰も実験なんてしたくないだろう。
とにかく、彼女はこうして大量のヘアーをゲット。一般人なら思わず目を背けてしまう素材と向き合い、ドレスを完成させたという。ちなみに、ドレスにはアンダー以外の毛も混じっているそうだが、大部分がアンダーとのこと。
・自身のFacebookで画像公開
問題のドレスを着ているサラさんの姿は、彼女自身のFacebookで公開されている。私が確認してみたところ……サラさん自身がお美しいからか、それほど違和感はないように思う。もし何も知らずに見たら「カーペットみたいな変わったドレス」程度にしか思わいかもしれない。
しかし……ここまで読んでくれた読者は、ドレスが何で出来ているかはもうお分かりだろう。その知識、アンダーヘアーのフィルターをかけて見ると、中には「キツい」と感じる人がいるだろうから、ご飯時にじっくり確認するのは避けた方がいいぞ! 特に、海藻サラダとかひじきとかを食いながら見るのはマジで危険。要注意だ。
参照元:Facebook、Mirror News(英語)
執筆:和才雄一郎
▼繰り返すが、ご飯時に見るのは避けた方がいいぞ!