本日6月1日は「牛乳の日」。牛乳と言えば、飲んで良し加工して良し、いろんな料理にも使えるオールラウンドプレイヤー! この記念日を制定した一般社団法人「Jミルク」のHPでも、ミルクを使った様々なレシピが紹介されている。
何気なくそのメニューを見ていると、「かんたん料理」の項目に「ミルクお茶漬け」という料理を発見した。ミルクで……お茶漬け? 考えただけでも気持ち悪いが、ひょっとしたら、リゾットのように激ウマになる「目から鱗の方法」があるのかも……というわけで書いてある通りに作ってみることにしたぞ!
・絶対ウマいはずだ
そもそも、このメニューは「Jミルク」のHPに載っているのだ。彼らの目的はざっくり言うと、「牛乳および乳製品の普及」。マズイ料理を紹介しても普及はしないだろう。したがって、ある程度の味には到達してるはずだ。その証拠に他に紹介されている料理はウマそうだ。
むしろ、マズそうなイメージが先行するものが激ウマ! というのは王道じゃないか。響きだけでマズそうなこのメニューだが、きっとひと手間を加えるに違いない。それでは、HPに記載されている通りに進めていこうと思う。ちょっとでも間違えると事故る可能性が高いので慎重に……。
・レシピ
【材料】
ご飯
牛乳
【作り方】
1. 炊きたてのご飯に、冷たい牛乳をかける。
──終わったァァァアアア! ひと手間どころかひと工程で終わったーーーーー!!! マジか……。いや、諦めるのはまだ早い。なんだかんだでこの組み合わせで食べたことはないのだ。ご飯と牛乳が予想外のハーモニーを奏でているかもしれないじゃないか。ひと口食べてみたところ……
生温かくなった牛乳の甘味が米の持つ甘味を抑え、シャバシャバになっている。なにより、香り立つ牛乳臭が米の匂いと混ざり合い、小学生時代の雑巾の匂いを呼び起こす。うん。マズイ。
・他の人にもご馳走してみる
念のため、P.K.サンジュンと編集長のGO羽鳥、そして「佐藤の塩」や「シュールストレーミング丼」を顔色一つ変えずに食べた男・シノミヤにも食べてもらうことにした。私の舌が正常ではない可能性があるからだ。3人のコメントは以下の通り。
P.K.サンジュン「ウマくはなかった。生ぬるい牛乳が米と合ってない」
GO羽鳥「最初は『おっ?』と思うけど、すぐにご飯が顔を出すのがキツイ」
シノミヤ「うわ……これ何ですか? 食べ物? マズッ」
あの無敵のシノミヤが嫌がっている! 試しに「味付けおかずのり」や「ごはんですよ!」をつけて食べてみたが、やはり普通のお茶漬けの方が圧倒的にウマかった。食べられなくはない……というレベルだ。
なお、Jミルクによると、昆布のつくだ煮、漬物などと合うという。「意外な組み合わせですが一度食べると、やみつきになるおいしさ!」で「魚の干物などは合わない」ので注意とのことだ。オカズの問題じゃない気がするんだけどなあ……。
しかしながら、他に記載されているメニューはウマそうなメニューばかり。ピンと来るものがあれば「牛乳の日」の本日、是非試してみてくれよな!
参照元:一般社団法人Jミルク
Report:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
▼味付けのりで食べてみても……
▼「ごはんですよ!」で食べてみても……
▼うん。マズイ
▼食に対して無敵の男・シノミヤも音を上げる