30代から40代のおっさんたちにとって、忘れられぬ邦画のひとつに「ぼくらの七日間戦争」がある。1988年に公開された第一作は、主演を “宮沢りえ” さんが務め、胸をキュンキュンさせまくった人も多いことだろう。
第一作のスマッシュヒットを受け、1991年には「僕らの七日間戦争2」が公開されたが、こちらは前作ほどの反響は呼べなかった。そんな「僕らの七日間戦争2」と同時上映されていたのが、当時ミラクル可愛かった “牧瀬理穂” さんが主演を務めた『幕末純情伝』である。
・つかこうへいさんの作品
幕末純情伝は、劇作家「故・つか こうへい」さんが手掛けた作品である。幕末の京都を舞台に、新撰組の沖田総司が実は女だったというユニークな設定で、舞台では1989年8月から幾度となく上演されているという。
記者は冒頭で述べた、映画版『幕末純情伝』しか知らなかったが、なんと最新作は9代目! その9代目沖田総司を演じるのは “松井玲奈” さんで、坂本竜馬役をお笑い芸人・ノンスタイルの “石田明” さんが務めるらしい。
2016年は、故・つかこうへいさんの七回忌にあたり、命日でもある7月10 日を挟みつかこうへいさん縁の「紀伊國屋ホール」を含む3会場で、七回忌特別公演として『新・幕末純情伝』が上演されるとのことだ。
・過去の主演メンバーがすごい
……ぶっちゃけ、かなり昔のことなので物語の内容は全く覚えてないが、調べてみたところこれまでの舞台版『幕末純情伝』では、広末涼子さん、石原さとみさん、桐谷美玲さんら、そうそうたるメンバーが主演を務めていた。こ、これはスゴくないか……?
舞台版『新・幕末純情伝』は、2016年6月23日を皮切りに7月24日まで、全3会場で上演されるから、興味がある人はチェックしてみてはいかがだろうか。