本日2016年4月6日、マクドナルドの主力バーガー・ビッグマックを超える「グランドビッグマック」と「ギガビッグマック」の全国販売が開始された。以前の記事で、先行販売のグランドビッグマックとビッグマックを食べ比べた結果、普通のビッグマックがウマくなっていることをお伝えした。
ひょっとしたらマクドナルドは変わりつつあるのかもしれない。その疑惑を確認するためにも、今回はギガビッグマックとグランドビッグマックとビッグマックを食べ比べることにした。はたして、マクドナルドはかつての栄光を取り戻すことができるのか!?
・本日全国発売の2つのバーガー
グランドビッグマックの詳細については以前の記事を参照していただくとして、ギガビッグマックの特徴を説明したい。グランドビッグマックをさらにパワーアップさせたこのバーガー。2段重ねのバンズに挟まれた4枚のパティのボリュームは、なんとビッグマックの2.8倍。値段は単品で740円とビッグマックの2倍となっている。
・家族のような3品
さっそく、3点を購入してみると、ギガビッグマックは明らかに箱の大きさの迫力が違う。グランドビッグマックを見た時も迫力を感じたが、今ではそのグランドビッグマックさえも子供のようだぜ。
だがしかし。いくら外見が凄かろうと、箱を開けてみるまではわからない。なぜならマクドナルドの宣材写真は、実物と比べたら日本海溝より深い隔たりがあるからだ。マクドナルドの宣材写真を撮っているカメラマンは凄い。どうやったらあんな写真が撮れるのか教えてほしいレベルだ。それはともかく、いざ開帳。
・ご開帳
3つの箱を開けて見比べてみたところ……ギガビッグマックとグランドビッグマックはバンズのサイズは同じようだ。しかし、パティの枚数が2倍のため、やはりギガビッグマックの「ドーン!」とそびえ立つ存在感は群を抜いている。
惜しむらくは、その店舗で1発目の「ギガビッグマック」だったにもかかわらず、レタスが箱の下部分に無残に飛び散っていたこと。あんまりバーガーの中に入ってなかった。レタスだけ遠くから投げ入れているんだろうか。だとしたら、箱に入っているだけでも称賛するべきだが、近くで挟んだ方が楽で正確だと思うよ?
・ギガビッグマックの味やいかに?
それはともかく、ギガビッグマックを食べてみた。まず言えることは高さが開口の限界を超えているため食べづらい。味も前回の食べ比べほどのキレを感じない。マクド始まったと思ったらすぐ終わった……。
・またもや衝撃の事実発覚
しかし、グランドビッグマック、ビッグマックと食べ進めていくうちにまたもや驚くべき事実に行き当たった。味つけは同じなのに、サイズが小さくなればなるほどウマくなっていくのだ。なんだこれ……なんだこれ!? ビッグマック超ウメェェェエエエ!!!
・ビッグマックのウマい食べ方
結論としてはこうだ。味付けが同じでもバーガーがデカくなるほど、作りが雑になっていくため、ビッグマックが一番キメ細かくウマい。しかしながら、単品ではそのありがたみが実感できない。つまり、ベストな食べ方は、ギガビッグマックをオカズにビッグマックを食べることである。
……まあ、私はしばらくビッグマックはいらないが。1カ月に1個食べたら十分だなコレ。ちなみに、このメニューの展開は4月下旬までの予定となっている。生まれ変わった(?)ビッグマックの味は、是非あなたの舌で確認してみてくれよな!
Report:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
▼ギガビッグマックの箱は迫力が違う
▼親子みたいだな
▼ギガビッグマックはレタスがあと一歩で力尽きた感じがする
▼並べるとビッグマックの丁寧さがわかる。マクド始まった?
▼普通のビッグマックうめぇぇぇえええ!!!