
子供からお年寄りまで、年齢問わず人気の飲食店といえば回転寿司だ。その数ある回転寿司屋の中でもトップクラスの人気チェーン店といえば「スシロー」だろう。ご存知の通り、ほとんどの寿司が2貫100円で食べられるうえ、ポテトからデザートまでメニューのバラエティも豊富。まさに、庶民の味方と言える寿司屋である。
そんなスシローが昨年2015年11月、高級なネタを職人が握るという、いわば回転しない本格的な寿司屋を都内にオープンしたという。庶民の味方のあのスシローが!? ということで、本当に味に差があるのか確かめに行ってみたところ……これがびっくり! スシローとは明らかに違ったのだ。
・中目黒駅から徒歩4分程度
スシロー系列の回転しない寿司屋の名は「七海の幸 鮨陽(ななみのさち すしよう)」だ。東京都内の中目黒駅前から歩いて行くこと約4分、筆者はその寿司屋にたどり着いた。
店内は、壁紙やパーティーションなどに、“和” の絵柄を大胆に取り入れつつも、明るい色の木材を使用した洋風の内装。寿司屋というよりも、お洒落な和風カフェといった雰囲気だ。
・どの寿司もクオリティーが高い
鮨陽の寿司を味わって驚いたのは、そのクオリティーの高さである。粒立ちが良く、口の中で程よく崩れていくシャリ、ネタの美しさや食感と味。どれをとっても明らかにスシローとは違う。きっと、回転寿司を知り尽くしているスシローだからこそ、ここまでの差別化が出来たのではないだろうか。
・価格はスシローの2〜5倍
価格についてだが、鮨陽では、マグロの赤身、ホタテ、生サーモンが200円、エンガワが250円、中トロが300円となっている。注意すべきは、これらが全て1貫ずつの税抜価格という点だ。この価格をスシローに比べると、生サーモンや中トロに関していえば2〜3倍、マグロ、ホタテ、エンガワに関していえば約4〜5倍となる。
・“本物志向” のエンガワ
今回筆者は全13種類の寿司を食べたが、その中でもスシローと大きな差を感じたのは、エンガワとマグロの赤身、そしてホタテである。特にエンガワに関して言えば、もう全くの別物。通常、回転寿司ではあまり見ることのない、“ヒラメ” のエンガワを使用しているのだ。
・ヒラメのエンガワが食べられる
寿司に詳しい方ならご存知かもしれないが、回転寿司で食べられるエンガワは基本的にカレイから取ったものが一般的。しかし高級寿司店で見るエンガワはヒラメから取ったものなのだ。ヒラメのエンガワは1匹から4貫分しか取れないそうで、カレイに比べると希少価値が高い。
・1貫でも満足度は高い
実際に食べると、コリコリした独特の食感と自然な魚の旨味がたまらない。筆者自身、スシローのエンガワも嫌いではないが、鮨陽のエンガワは上質な魚本来の食感と風味を楽しむことが出来るので、1貫でも満足度は高かった。
ちなみに、エンガワはメニューには載っていない。筆者が試しに注文してみたところ、その日はたまたま食材があったらしく、対応してくれたぞ。
また、マグロは大変しっとりしていて舌触りが良く、噛む度に旨みが滲(にじ)み出てくる上質なもの。そしてホタテは、コリッとした食感と身からわずかに感じ取れる塩分が味わい深い逸品であった。
・ちょっと贅沢したいときに
最終的に筆者が食べたのは、全15貫で値段は税抜3750円。平均すると1貫約250円となる。スシローと比べてしまうと気軽に行ける価格ではないが、銀座の高級寿司店よりは敷居が低いといえよう。今日はちょっと贅沢したい! そんなときにはピッタリの店ではないだろうか。
なお、昼時はお得なランチメニューもあるようなので、まずはそちらを利用してみるのもいいかもしれないぞ。
・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名 七海の幸 鮨陽(ななみのさち すしよう)
住所 東京都目黒区青葉台1-30-10
時間 ランチ11:30~15:00 / ディナー17:00~23:00
休日 不定休
Report:K.ナガハシ
Photo:Rocketnews24.
▼「七海の幸 鮨陽」
▼主な寿司のメニュー(メニューに無いものも対応してくれた)。
▼鮨陽「ホタテ(200円 / 1貫)」
▼スシロー「ホタテ(100円 / 2貫)」
▼鮨陽「エンガワ(250円 / 1貫)」
▼スシロー「エンガワ(100円 / 2貫)」
▼鮨陽「生サーモン(200円 / 1貫)」
▼スシロー「生サーモン(100円 / 1貫)」
▼鮨陽「赤身(200円 / 1貫)」
▼スシロー「マグロ(200円 / 2貫)」
▼鮨陽「中トロ(300円 / 1貫)」
▼スシロー「中トロ(180円 / 1貫)」
▼鮨陽「いくらの海苔巻き(250円 / 1貫)」
▼スシロー「北海道産上いくら(180円 / 1貫)」
K.ナガハシ
















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