ホテルよりゴージャスな「ヤマハの最高級ボート」がお値段たったの1億3千万円ナリ！

「ヤマハ発動機」といえば、バイク、そしてボートなどのマリン製品で有名な輸送用機器の総合メーカーである。特に、水上バイクやボートのエンジン（船外機）に関しては世界でもトップクラスのシェアといわれるほどで、その性能の良さは折り紙つきだ。

そんなヤマハが、2016年3月3日～3月6日の間、横浜で開催されているボートショーで超ゴージャスな「最高級ボート」を展示しているという。リッチなボートでクルージングなんて、夢のまた夢だが……とにかく、どんなボートなのか確かめに行ってきたぞ。

・ジャパンインターナショナルボートショー2016

横浜で開催されているボートショーの名前は『ジャパンインターナショナルボートショー2016』だ。会場は2か所。ボートやマリンジェット、その他マリングッズなどを展示している「パシフィコ横浜」と、そして大型ボートやクルーザーが展示されている「横浜ベイサイドマリーナ」だ。

・飛びっきりの超快晴

ボートショー開催初日、筆者はヤマハの最高級ボートを目当てに、横浜ベイサイドマリーナへ向かった。会場はここ数日の中でも飛びっきりの超快晴！　これはメッチャ気持ちEーーー!!　雲ひとつない青空、そして輝く海……もう最高のロケーションだ。

・最高級ボート「EXULT（エグザルト）45」

そんな絶好の空模様の下、担当者と挨拶を交わし、一緒にボートの方へ歩いていくと……担当者から「最高級のボートはこちらです」の声。これか！　これがヤマハの最高級ボートか!!　ボートの名前は『EXULT45』といい、歓喜する（EXULT）という意味が込められているという。

・税抜で約1億3600万円

パネルに書いてある税抜のお値段は、いちおく、さんぜん、ろっぴゃく……約1億3600万円！　なんとまさかの1億超えだ!!　担当者によると、同社の入門用マリンレジャーボートの価格は250〜350万円程度からだというから、これはとんでもない価格差だ。

さらに、なぜこんなに高価なのかを聞いてみたところ、ボートとしてはかなり大きめといえる定員15名というサイズと、こだわり抜いて造られた内装の仕上げがこの価格の理由だという。

・高級感が満載

それでは、ボートの中を拝見だ。扉を開けると……うわぁ、豪華だ！　重厚感のあるダークブラウンを基調とした床や壁に、清潔感漂うホワイトのソファー、そして自然光あふれる大きな窓が高級感を演出している。

・作り手も素材も超一流

聞くと、この船の内装は広島県の高級注文家具メーカーのベテランの職人が手掛けていて、さらにローズウッドという大変希少な木材が使われているとのこと。なるほど、作り手も素材も超一流となれば高価になるはずだ。

・ゲストルームには2つのベッド

続いて奥の「ゲストルーム」へ。ラウンジルームを抜けて奥の扉を開けると……オイオイ！　こんなに広いスペースがあったのかよ!!　大人が十分寝れるサイズのベッドが2つもあるではないか。

・空の見える天窓

そしてベッドの上には、空の見える天窓が。ここで横になりながら満点の星空なんて見ようもんなら、癒されないハズがない。そして、この部屋の隣にはゲスト専用のトイレもあるというから驚きだ。

・オーナーズルームもゴージャス

続いては、船のオーナー用に作られたという「オーナーズルーム」だ。扉を開けて奥へ。マジか！　ここにもベッドが1つと、オーナー専用のトイレ、そしてシャワールームまであるではないか!!　ゴージャスすぎる、このボート、ゴージャスすぎるぞ……。

・海に飛び込みたくなる

その後、大きなガラスで囲まれた2階の操縦席に上がり、広がるパノラマを見たあとは、前方のデッキへ。大型ボートの先頭に立つのは初めての筆者。そのあまりの開放感に、そのまま海に飛び込みたくなったほどだ。

・後部のデッキスペースも十分

そして最後は、後部のデッキでひと休み。この後部のデッキスペース、大人4人が座っても十分に余裕があって超快適だった。ここで食事をしながらくつろげたら、どれだけ優雅なことだろう。

1億円超えのヤマハのボート、EXULT45を見学させていただいた印象をひとことで言うと「住みたくなる」ボートだ。ちょっとしたホテルより、このボート方が快適かつ贅沢な時間を過ごせるに違いない。

前述の通り、このジャパンインターナショナルボートショー2016は3月6日までだ。興味のある方はこのヤマハの最高級ボートを見に、ぜひ横浜へ足を運んでみてはいかがだろうか。

参考リンク：ヤマハ発動機「プレミアムヨッツ」
Report：K.ナガハシ
Photo：Rocketnews24.