カジュアルウェアショップ・ジーンズメイトで「1万円でコーディネートしてください」と言ったらこうなった

2015年11月24日

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ファッションとは、ほとほと奥が深いものである。1つ1つのアイテムがカッコ良くても、それぞれの色の相性やシルエットのバランスが悪ければ良さを殺してしまいかねない。逆にうまく合わせれば、単品が安くとも値段以上のカッコ良さを発揮する。オシャレとは、さながらセンスのチキンレースのようだ。

そんな責任をショップの店員さんに丸投げしてみようという「1万円でコーディネートしてください」シリーズ。第3回目の今回は、わたくし中澤星児がジーンズメイトに特攻（ぶっこ）んできたぞ！

・オシャレの無法地帯と化している私

自慢じゃないが、私は毎日ほとんど同じ服を着ている。服を持っていないわけではない。毎朝選ぶのがめんどくさいのだ。はたしてジーンズメイトの店員さんは、こんなオシャレの無法地帯と化した私を変えることができるのか!?

・たのもー！

さっそくジーンズメイトに突入し、店員さんに1万円で全身コーディネートしてほしい旨を伝える。さあ、その実力を見せてもらおうか！　ぶっちゃけただのおんぶに抱っこなのだが、気分は道場破りである。「1万円ですか……少々お待ちください」と考えながらアイテムを探しに行く店員さん。

・しっかりとした作りのパンツとアウター

数分後、彼が持ってきたのはセール品のパンツ（ベージュ）。店内で1番安いパンツとのことだが、しっかりとした作りでこれまで買ったこともないほどオシャレだ。

これを中心にアウターを探し、たどり着いたのは同じくセール品のスタジャン（ブラック）。この時点で1万円を超えていないことに驚愕である。

・店員さんの熱意に胸を打たれる

最後に、ワンポイントでマスコット的な絵柄が中心に描かれたポップなパーカーをチョイス。この合わせ方は私のセンスだと出てこないアイデアのように感じた。さっそく試着してみると、鏡の中にこれまで見たことがないほどポップな中澤がいる。これ……エエやないの！

しかしながら、計算してみるとインナーを合わせた値段は1万円を超えてしまった。しょうがない……インナーは諦めよう。

ジーンズメイトは過去2回のショップほど激安を売りにしているわけではないため、上下揃えるので精一杯だったが、限りある予算の中で真剣に相談に乗ってくれた店員さんの熱意には胸を打たれたぞ。また、客観的な目線でチョイスをしてくれるため、服を買う際には店員さんと相談しながら買うことをオススメしたい。