私たちの生活に欠かせない移動手段、それが車である。東京のような都会ならまだしも、田舎へ行けば車なしの生活は考えられず、もはや車がないと生きていけないといっても過言ではない。ただ、便利な一方で気をつけなければいけないのが交通事故だが、想像以上に車は近未来へと近づいているようだ。
というのも、2015年10月29日から11月8日まで東京ビックサイトで行われている「東京モーターショー」に出展中の自動車メーカー『スバル』が驚きの性能「SUBARU体感360°」アプリを公開した。もしかしたら会場に行けない人もいるかもしれないが心配ご無用! アプリもしくは特設サイトで、バーチャル試乗が可能。その性能を実感できるぞ!
・バーチャル試乗体験がアプリでできる
まずスバルの運転システム「アイサイト」について説明しよう。これは車前方に搭載されたカメラが認識してくれるもので「自動ブレーキ」さえもかけてくれる機能。で、気になるその性能を体験できるのが、今回公開されたアプリなのだが、それがマジで超リアル!
助手席に座っている視点から360°どの角度でも対応しており、上下左右どの視点からでも疑似体験することができる。ちなみに運転席には、スバル本社ショールームで受付を務める美女(スバルスターズ)がいるので、とりあえず右ばかりを向いて体験することにした。
・ついていく車
いざ動画が始まると、「ついていく車」という機能からスタートする。その名の通り、前方の車についていくものだが……アクセルもブレーキも踏んでいないので、本当にできるのか心配になる機能だ。が、しかし! 「私の足下も見ていてください」と美女。足下をドキドキしながら確認してみると……
本当にアクセルもブレーキも踏んでいない! しかもマジのマジで車は正確についていってしまうではないか。どうやら車の最新技術を甘く見ていたようだ。しかも、高速道路なら足を使わずに運転することだってできるらしいからまたスゴい。
さらには、車間距離や上限速度も設定できる全車速追従機能つき(クルーズコントロール)。これなら渋滞しても問題なし。ストレスを感じずに快適なドライブが楽しめそうだ。もちろん、居眠りや美女によそ見するのはダメだぞ。
・ぶつからない車?
次に体験できるのは、アイサイトの自動ブレーキだ。ぶつかりそうになって本当に止まるのか。ここでは、あえてブレーキを踏まずに車へ突っ込んでくれる。だが、ブリクラッシュブレーキはしっかり機能。本当にピタリと止まってしまう。
もちろん、この機能だけではなく、アイサイトは危険を察知すると警報で知らせてくれる。それに気づいて自分で回避できればいいに越したことはなく、より安全性は増す。
・様々なコンテンツが楽しめる
……以上が実際にバーチャル体験した内容だが、簡単に体験することができるので、車の新時代を実際に感じてみてはいかがだろうか。なお、スバルは「体感!アイサイト」だけではなく、イタリア老舗革メーカーMarioLevi(マリオレヴィ)社とのコラボレーションによる専用本革をシートに採用したWRXS4の特別仕様車で、ぜいたくな内装を存分に体感することができる「体感!SporVita」を公開中。
さらには現在開催中の「東京モーターショー」のメインステージを特等席で愉しむことができる「体感!東京モーターショー」も公開している。「体感!東京モーターショー」では、なんと横幅30m級のスクリーンの前にコンセプトカー、ダンサーにオーケストラが演奏という贅沢なショーを、会場に行けなくても見ることができるぞ!
参考リンク:東京モーターショー・スバル特設サイト、SUBARU体感360°、App Store、Google Play