この世の中には、さまざまな才能を持った人がどんな分野にも存在する。いわゆる “プロフェッショナル” と言われる人がそうだが、立方体パズルのルービックキューブ界にも神と呼ばれる少年がいる。
彼の名前はフェリックス・ゼムデグスくん。ルービックキューブの数ある分野で、次々と世界記録を樹立してきた申し子だ。そしてそんな彼が、またしても偉大な記録を叩き出したのでお伝えしよう。今回の舞台は、通常の「3×3×3」ではなく「4×4×4」。しかし彼は一切迷うことなく、わずか21秒54の神速で完成させてしまったぞ。
・あっという間に完成
YouTube にアップされた動画「4×4 Rubik’s cube world record: 21.54 seconds」では、そのチャレンジの様子を確認できる。ゼムデグスくんは、じっとルービックキューブを見つめて精神統一。それから一心不乱に面を整えていくのだが……
マジで速い。目にも止まらぬとは、まさにこのことだろう。バラバラだった6色を彼がカチャカチャ触ると、あっという間にひとつの面が完成。そして次の瞬間には、完成しているから驚かされる。
・神の腕前は動画でチェックしよう
もはや何が起こっているのかわからないスピードは、一見の価値ありなので要チェック。彼の頭は一体どのようにして処理しているのだろう。そう思わずにはいられない神の手さばきは、ぜひ動画で確認して欲しい。
ちなみにまったく余談だが、ルービックキューブは頭と指先を使うことでボケ防止になるとも言われ、近年再ブームとなっている。生涯楽しめる遊びを今から高レベルでこなしているゼムデグスくん。おそらく彼は、一生ボケないだろう。
