2016年上半期にオープンと言われている中国・上海ディズニーリゾート。着々と工事が進んでいるとか、いないとか言われているが、そんな上海ディズニーの最新ニュースが飛び込んできたのでお知らせしたい。
2015年10月13日、パークのシンボルであるお城からモクモクと黒煙が上る様子が激写されたというのである。
・上海ディズニー、お城から出火か
お城からの出火が発覚したのは、10月13日のお昼頃のこと。ある中国ネットユーザーの中国版Twitter・Weiboへの投稿がキッカケだった。
そこには、「上海ディズニーで建設中のお城から火が出てる!! 株に影響しなきゃいいんだけど」というコメントと共に、明らかに怪しい煙が立ち上るお城の写真が投稿されていたのだ。
・やっぱり上海ディズニーだった
確かに、その画像はどう見てもシンデレラ城っぽいお城だ。周囲には足場が組まれており、明らかに建設中のテーマパークなのだが、本当に上海ディズニーで火災が起きたのだろうか?
新民網によると、確かに投稿された画像の城は、上海ディズニーリゾートのお城であるそう。大きく煙が上がっているものの、2分以内に煙は消し止められたという。建物にも工事にも影響はないそうだ。
・火災? 煙が上がっただけ?
中国ネットユーザーからは、「手抜き工事じゃなきゃいいんだけど」という声のほか、「火がつく」に “出火する” と “人気が出る” の意味をかけ、「オープン前に火がついた!」「これは吉兆(笑)」というコメントが多く寄せられている。大事に至らなかったので、冗談も言っていられるというものだ。
なお、原因は調査中とのこと。煙が出たのは紛れもない事実だが、報道を見る限りディズニー側からは “火災” と明言はされていないよう。ひとまず、ただ「溶接中の煙が原因」と発表されているのみだが……。とにかく、安全第一で工事が進められることを願うばかりである。
参照元:Youku、Sina Weibo、新民網、新浪新聞(中国語)
執筆:沢井メグ