子供の頃、マンションの外観をかっこいいと思ったことはないだろうか? 実家が一戸建てだった少年期の私(中澤)はマンションにひどく憧れていた。マンションに住む同級生が羨ましくて、よく理由をつけては遊びに行っていたことを覚えている。
憧れた理由は、山のような大きさと幾何学な形が、アニメや特撮に出てくる秘密基地や巨大ロボのようだったからだ。私はずっと待っていた……マンションが変形したり動き出したりするのを。そんな私の少年時代の妄想をとんでもないハイクオリティで具現化したようなアニメが現在話題になっている。これ……滾る(たぎる)わぁぁあああ!!!!
・グイグイ惹きこまれる
話題の映像は、三井不動産レジデンシャルのPR映像『超機動街区KASHIWA-NO-HA』というアニメーション作品だ。しかし、コマーシャルだからとバカにしてはいけない。わずか1分55秒の映像であるにもかかわらず、とんでもなくクオリティの高いCGと演出でグイグイ惹きこまれる。次のシーンが気になってしまう。
それもそのはず、この映像を作ったのは、2014年度米国アカデミー賞短編アニメ部門にノミネートされた『九十九』の製作陣が再集結したチームなのだ。
・舞台
では、この作品について説明しよう。時は2018年、舞台は千葉県柏市柏の葉スマートシティ。新しく誕生したタワーマンション「パークシティ柏の葉キャンパス ザ・ゲートタワー」のモデルルームを見学に来ていたある一家は、モデルルームを出た瞬間ありえない光景を目撃することに……。
・映画化キボンヌ
本映像は第1話と題されており現在のところ3話までの制作が発表されている。しかし、短編3話で終わらせるにはもったいないクオリティーな気がするのは私だけだろうか……? とにかく、まずは一家の見たありえない光景を映像でチェックしていただきたい。あなたのハートも滾ること間違いなしだぞ!
参照元:『超機動街区KASHIWA-NO-HA』公式HP、YouTube
執筆:中澤星児
▼滾るわぁぁああ!!!
https://www.youtube.com/watch?v=vkMCfNd993s