最近は専用の醤油も開発されるほど、日本人になじみ深い“THE 和風ファストフード”といえば「たまごかけご飯」である。
筆者も忙しい朝によく食べるが、ハンドブレンダー『ブラウン マルチクイック』のレシピサイトに、ヒジョーに興味深い内容が掲載されていた。
なんとハンドブレンダーを使って混ぜるだけで、超美味しい進化系たまごかけご飯を作ることができるのだという。これはチャレンジしてみるしかない！
ということで、『ブラウン マルチクイック』を使ってサイトに掲載されていた「ほうれん草たまごかけご飯」を作ってみることに。
卵白と黄身を分け、白身を優しくふんわりと泡立て、茹でたほうれん草と混ぜ、レシピどおりに作っていく。作り方は普通のたまごかけご飯にちょっとした工夫を加えるだけ。料理下手でも余裕で作れるレベルだ。
調理時間数分で完成！ 餃子の王将しか美味しいと言わない和才記者と一緒に味見をすると、両者「コレはウマい！」と大絶賛。ほうれん草の苦味とふんわりした白身、濃厚な黄身の三重奏がいつものたまごかけご飯を超越したウマさを演出しているぞ!!
さらにハンドブレンダーたまごかけご飯の新たな可能性を探るべく、冷蔵庫に余っていたフライドチキンを先ほどのほうれん草たまごかけご飯と同じ感じで調理し、お次は「フライドチキン親子たまごかけご飯」を作ってみた！
気になるお味は……ジャ、ジャンク過ぎて好み別れ系になってしまった！ ウマいことはウマいのだが、かなりコッテリ濃厚なたまごかけご飯になるので、あっさりしたたまごかけご飯を想像すると予想を裏切られてショックを受ける味だ。つまり、うまくもまずくもない感じである。
2回目で失敗してしまったので、ラストは食材にもこだわり、絶対に“究極のたまごかけご飯”を作らなければなるまい！ 究極の卵を求め行ったのは、千葉県にあるダチョウ飼育施設「ダチョウ王国」。ここでダチョウの卵を買って、「ダチョウたまごかけご飯」を作ろうってワケよ。
数千円で購入したダチョウの卵を編集部へ持ち帰り、玉子をかち割ってハンドブレンダーで混ぜる！ ご飯入れる！ 醤油かける!! 一気に食うッ!!!
こ、これはッ!!!
ま、まさかッ!!!
そ、そんなことって……
あ、ありえるのか!?
め、メチャクチャまずい！
生で食うもんじゃねえ（笑）
……と、まさかの大失敗をしてしまった。ニワトリの卵と比べてダチョウの卵は水分が多いので、かなり水っぽいたまごかけご飯になってしまったのだ。そういえばダチョウ王国の方も目玉焼きを推奨していたのを、今さらになって思い出した。
最終的な結果は残念なことになってしまったが、『ブラウン マルチクイック』レシピサイトに掲載されていた「ほうれん草たまごかけご飯」のレシピはお世辞抜きで激ウマなたまごかけご飯を作ることができた。
その他にも多くのレシピが掲載されているので、たまごかけご飯マニアは絶対にチェックしておこう。ちなみにもしダチョウの卵を手に入れても、たまごかけご飯にするのはやめておこう。ぜんぜん美味しくないぞ！
参考リンク：『ブラウン マルチクイック』レシピサイト
Photo：Rocketnews24
▼たまごかけご飯の新たな可能性を教えてくれた『ブラウン マルチクイック』には感謝したい。ダチョウの卵混ぜるのに使ってスイマセン！
※使用したダチョウの卵はあとで加熱して美味しく頂きました。