4年に一度行われるスポーツの祭典「オリンピック」まであと1年。開催地・ブラジルのリオデジャネイロへ向け、各競技では代表の座を懸けた激しい争いが続いている。そんな中、忘れてはいけないのが「パラリンピック」の存在だ。
リオパラリンピックは、178の国と地域から4350人の選手が参加する史上最大規模の大会となる予定で、前回のロンドンより2つ多い22競技が行われる。五輪同様、代表選手を目指す熾烈な争いが続いているが、開幕1年を前にパラリンピック公式サイトが、驚かずにはいられない動画を公開していたのでご紹介しよう。
・超人的な能力
動画には、パラリンピック出場を目指す選手たちがトレーニングをしている様子が収録されている。ベンチプレスで筋トレをする小人症の選手、ルームランナーを走る義足の選手、目が不自由な女性柔道家の3人が登場するのだが、いざトレーニングを始めると……
こ、これは! なんと彼らは、誰も想像しないような超人的な能力を発揮するのである! 小人症のルシアーノ選手が見るからにヘビーな重量を持ち上げたかと思えば、義足のロドリゲス選手は誰よりも速く走るではないか。女性柔道家のテイシェイラさんも相手を豪快に投げると、ギブアップさせるほど強烈に押さえ込む。
・周囲も驚愕
初めは心配そうに見つめていた周囲の人たちだが、徐々に驚きへと変わっていく。その姿が印象的な動画だ。おそらく超人的な能力を目の当たりにして感動したのだろう。中には、彼らと一緒にトレーニングを始める人もいるぞ。
・さらに身近な存在へ
最近では音の鳴るボールが話題になったブラインドサッカーをはじめ、着実に身近な存在となりつつあるパラリンピック競技。まずはリオでの成功を願い、いい形で日本はバトンを引き継ぎたいものだ。