世界で最も有名なロックバンドのひとつ『ボン・ジョヴィ』。2015年8月21日に、新アルバム『バーニング・ブリッジズ』が発売し、何かと熱い彼らだが、いまYouTube上でも話題をさらっている。
ボーカルのジョン・ボン・ジョヴィ本人が、アジアの歌姫 “テレサ・テン” の名曲を熱唱した映像が公開されているのだ。その様子は、動画「Jon Bon Jovi Sings Chinese Love Song for Valentine’s Day in China」で確認できるが、力強く美しい歌声がぐうの音も出ないほどカッコイイのだ!
・ボン・ジョヴィがテレサ・テンをカバーして話題
ジョン・ボン・ジョヴィがカバーしたのは、テレサ・テンの名曲「月亮代表我的心(月は何でも知っている / 月はわが心)」だ。
テレサ・テンが1977年に発売し、アジアで爆発的ヒット。レスリー・チャンやアンディ・ラウなど数々のアジアのスターがカバーしたことでも知られ、日本人だと夏川りみさんがアルバム『歌さがし ~アジアの風~』で日本語版「永遠の月」として収録。曲名を知らなくても聞き覚えがある人もいるだろう。
・海外ユーザーは大興奮「言葉も出ない!」
そんな楽曲をあのジョン・ボン・ジョヴィがカバーしたのだ! それも英語ではなく中国語で!! この映像に世界中のファンは大興奮。海外のネットユーザーからは絶賛の声が相次いでいる。その一部を見てみると……
「わぁぁぁぁ!」
「カッコイイ!!」
「素敵! 言葉も出ないよ」
「なんてクールなの!」
「美しい歌だ。そしてボン・ジョヴィは素晴らしいアーティストだ!!」
「俺、ちょっとカラオケ行ってくるわ」
「マスターしていない言語の歌を発表するのって勇気がいるよね。彼は裏ですごく努力したんだと思うよ」
確かに、外国語の歌って難しい。発音を追うだけでなく、彼のようなプロのアーティストならそこに情感をのせることだって要求される。それをクリアしてしまうのは、もう「さすが!」の一言だ。
この動画は9月に中国大陸で行われるツアーに先立ち公開されたとのこと。こんなに素敵なカバーを聞いてしまったら、今度はロックアレンジバージョンも聞いてみたくなってしまうなぁ……そう思ったのは私だけではないはずだ!
参照元:YouTube、Maxim、Mirror(英語)
執筆:沢井メグ