【今夜は星を見よう】ペルセウス座流星群が “8月12日夜～14日未明” に観測のピークを迎えるぞ / 今年は好条件！ 1時間に30個以上見えるかも!?

毎日、朝も夜も蒸し蒸し暑ゥ～い！　毎日、エアコンがきいた部屋でまったり過ごしている人も多いだろう。でも、今夜だけはそうはいかないぞ!!　なぜなら三大流星群のひとつ「ペルセウス座流星群」が、本日2015年8月12日夜～14日未明にかけて観測のピークを迎えるからだ！

しかも、今年は月明かりもなくかなりの好条件。流星群は夜空全体に現れるそうだ。さぁ、今晩は空を広く見渡そう！　

・ペルセウス座流星群とは？

ペルセウス座流星群は毎年、8月に観測できる流星群だ。流星群のなかでも、毎年1～2を争う流星数を誇るという。星の観測と言えば、空気が澄んだ冬が適していると言われているが、冬は何と言っても寒い。この観測しやすい夏にたくさんの流星が見られるなんて本当にハッピーだ！

・観測のチャンスは8月12日夜～と13日夜～

さて、今年のペルセウス座流星群の “極大”、すなわち活動のピークは、国立天文台によると「8月13日15時30分頃」とのこと。でもその時間は、日本は真っ昼間。日本で、観測できるピークの時間は8月12日夜～13日未明、8月13日夜～14日未明のこの2日間となる。

・暗い場所で、空全体を広く見渡そう

観測のポイントは、もちろん「明かりのない暗い場所」。今年は14日が新月なので、月明かりがなく流星の観測には好条件だ。なるべく、電気など人工的な明かりの少ない場所を探そう。

そして、2点目のポイントは「空全体を広く見渡す」ということ。方角にこだわらず、空をぐーっと見渡してみよう。運がいいと1時間に30個以上、観測できる可能性もあるとのことである。

・ネット中継もあるぞ / 海外中継なら活動のピークも見られるかも！

おおおおお！　オラ、ワクワクしてきた!!　だが、都心部に住んでいる人は明かりがない場所に行くのは大変。地域によっては、雲が邪魔ををて見れない場合も……それならネット中継を利用しよう！　YouTube や USTREAM には、すでに中継が始まっているチャンネルもある。

さらに、さらに!!　なんとNASAもペルセウス座流星群を中継！　米国とは時差があるので、日本が昼間の極大タイムの流星群の様子を見られるかもしれないぞ！　流れ星、いくつ見えるかな？

参照元：国立天文台、ウェザーニュース、NASA（英語）
執筆：沢井メグ
Photo：Wikimedia Commons.