2015年6月20日までの日程で、東京ビッグサイトで開催中の「東京おもちゃショー」。日本をはじめ海外からも有名メーカーが多数出展しているなかで、注目を集めているのがタカラトミーのブースである。同社は9月に発売を予定している、トンでもないおもちゃを展示しているのである。
そのおもちゃとは、磁力で浮上・走行する「リニアライナー」だ。リニア中央新幹線の開通が待たれるなかで、自宅で走らせることのできる代物である。実物を見てみると、速い! 速すぎるッ!! これまでのレールトイの常識を覆す、バケモノのような超高速を実現してしまった。マジではやぇえええ!
・プラレールの技術をフル活用!
今回のおもちゃショー開催に先立ち、同社はこの商品で「日本おもちゃ大賞2015 イノベイティブ・トイ部門」の大賞を受賞している。タカラトミーといえば、プラレールが主力商品のひとつなのだが、プラレールで培ったレールトイの技術をフルに生かしてリニアの開発を行ったのではないだろうか。
・スケールスピード時速500キロ!
この商品、ただのおもちゃと侮るなかれ。スケールスピードで実物のリニア新幹線に匹敵する速度500キロを実現してしまっている。小さなサーキットならアッいう間に一周してしまう。これで遊ぶなら、できるだけ長い距離を走らせないと目が回ってしまいそうだ。
それにしてもタカラトミーの技術力、恐るべし! もはや、レールトイで再現できないものは何もないと言っても良いだろう。
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
▼2015年10月発売予定「LINEAR LINER」
▼走行の様子を見てみると……
▼速すぎてうまく撮れねぇえええ!
▼レールには磁石が付いている。レールに沿うように浮上用の磁石が、そしてレールな中に丸い推進用の磁石が備えつけられている
▼ちなみにすぐ近くに新幹線の変形ロボ「シンカリオン」が展示されていたぞ