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【胸アツ】意外と知らない「一度完結したけど実は続編のある漫画」5選

2015年4月30日

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あの頃、夢中になって読んだり集めたりした漫画の数々。大好きな漫画であればあるほど「もう終わっちゃうのか……」「二度と読めないんだな……」と、完結したときの切なさは大きいものである。

──ところがどっこい! 最近では「かつて一度は完結したけど、実は続編が出ている漫画」が増えている。そこで今回は、そんな「実は続編のある漫画」を5作品ご紹介するぞ!

・「キン肉マン」

コミックでは1988年に36巻で完結しているキン肉マン。キン肉マンの息子世代を描いた「キン肉マンⅡ世」の存在までは知っている人も多いことだろう。だが、2012年から36巻の続編が現在に至るまで展開されており、なんと50巻までリリースされている。

かつてはそこまで見せ場がなかった悪魔超人、例えば “スプリングマン” や “ジャンクマン” などが新たな敵と死闘を繰り広げる姿は胸アツの一言。定期的にコミックにはなっているものの雑誌連載ではなく、毎週1話のウェブ配信となっている。

・「魁!! 男塾」

1991年に34巻で完結した「魁!! 男塾」も、2001年から『曉(あかつき)!! 男塾』として全25巻が刊行されている。ややこしいが『曉!! 男塾』の主人公は「魁!! 男塾」の主人公、“剣 桃太郎(つるぎ ももたろう)”の息子、“剣 獅子丸(つるぎ ししまる)”。

男塾らしい破天荒さはそのままに、剣 桃太郎が内閣総理大臣になっていたり、江田島平八が塾長のままだったりと「魁!! 男塾」ファンもニヤリとさせられるシーンが多く登場するぞ。さらにクロスオーバー作品として、2014年から『極(ごく)!! 男塾』も連載中だ。

・「ミスター味っ子」

「ミスター味っ子」は1990年に全19巻で完結しているが、主人公 “味吉陽一” の息子、“味吉陽太” の活躍を描く続編が『ミスター味っ子Ⅱ』として全13巻リリースされている。

かつて陽一くんが対決してきた数々の料理人も登場する『ミスター味っ子Ⅱ』だが、中でも味皇(あじおう)こと “村田源二郎” がボケてしまっているのは衝撃的だ。他にも丸井シェフの落ちぶれっぷりなど、「ミスター味っ子」ファンならば「えええ!」と驚くシーンが多く収録されているぞ。

・「GTO」

2002年に全25巻で完結した「GTO」。GTO自体も「湘南純愛組!」の続編だが、『GTO SHONAN 14 DAYS』が全9巻、『GTOパラダイス・ロスト』が現在連載中である。もちろん主人公は “鬼塚英吉” で、それぞれ舞台を変えながらも痛快な活躍は健在だ。

ちなみに主人公を “弾間龍二” が務める『GT-R』も全1巻刊行されている。ちなみに『GT-R』とは「GREAT TRANSPORTER RYUJI」の略で、「Teacher」の略ではない。

・「金田一少年の事件簿」

1997年に全27巻で完結したかと思われていた「金田一少年の事件簿」であるが、実はその後も『Caseシリーズ』で10巻、『第II期新シリーズ』で14巻、『20周年記念シリーズ』で5巻と、着々と話は進んでいる。

現在は『金田一少年の事件簿R(リターンズ)』として連載中で、これまでに5巻が刊行されているぞ。時代は流れようとも、決め台詞の「ジッチャンの名にかけて!」は変わっていない。

いかがだっただろうか? どの漫画にも共通していえるのは「当時を知っていると高確率で胸アツになる」ということである。いきなりコミックを揃えるのはハードルが高いという人はゴールデンウィークを利用して、漫画喫茶などでチェックしてみてくれよな!

Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼キン肉マンの続編! 当時を知ってる人間には胸アツだぞ!!

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