仲間たちと集まってダイニングバーや居酒屋でカンパイをするときは、やっぱりビールを注文するのが一般的。でも、そんなカンパイに新しいムーブメントが起きそうな飲み物が、ドイツから日本に上陸キター！
その名も『ラドラー』。あまり聞き慣れない言葉だが、“自転車乗り”という意味で、本場ドイツでは1920年代に生まれたという説がある。ある日サイクリングロード沿いの酒場にたくさんの自転車乗りが来店しビールを次々に注文。店のビールが無くなりそうで困った店主がビールとレモネードを5：5で割ったところ自転車乗りたちに大絶賛されたことが発祥とされる。
・ついに日本上陸
その他にも飲んだ後に自転車に乗れるほど軽い飲み物だから（※日本では自転車での酒酔い運転も法律違反となり、罰則を受けることになるので乗ったらダメです）という説もあったりする。日本でも売れそうなお酒なのに、なぜかいままでは大々的に日本上陸することは無かった。
だが、サントリーが全国でサントリー「ラドラー」を3月24日（火）から販売開始！ ついにコンビニやスーパーでラドラーを気軽に楽しむことができるようになるぞ！ さらに、先行して一部飲食店でサントリー「ラドラー」を提供しているようだ。
こ、コレは酒好きとしては行かなければなるまい！ ということで、現在サントリー「ラドラー」を提供している渋谷のシャレオツ系イタリアンレストラン「ラ・ココリコ」に、飲みに行ってみることにした。
小売店で販売されるサントリー「ラドラー」は缶やビンに入って売られるが、こちらで提供されるのは専用のグラスに注がれたものだ。見た目はほぼビールだが、ほのかにレモンの良い香りがする。
ビール苦手でも気軽に飲めるぞ
さっそく本場ドイツっぽくソーセージを片手に一口飲んでみると……!!! こ、コレは超ウマいじゃないっすか!!! ビールより苦みが抑えられ、レモンのスッキリとした甘みがあるので気軽に飲める。
ビールも美味しくて楽しい飲み物だが、どうしてもビールが苦手という人は少なからずいる。だが、このサントリー「ラドラー」はそんな人たちでも楽しく飲める、新感覚の飲み物だと感じた。
じつは本場ドイツでも“若者のビール離れ”があるようだが、そういった状況でもラドラーは若者たちに大人気！ 仕事が終わったあとにパブに行きラドラーで一杯やるなんてことがよくあるらしい。
ビール好きでもラドラーのファンはたくさんいると思うが、そんな人たちにとっては「やっと日本の大手ビールメーカーが作ったかッ……!!」と思うニュースである。小売店での発売を待っても良いし、待ちきれない人は先行販売している飲食店へ行ってもOK！ サントリー「ラドラー」を飲んで、お酒の楽しさを存分に味わおう！
参考リンク：サントリー「ラドラー」
品名：発泡酒（無果汁，国産）
ラドラーモデル店一覧：ラ・ココリコ（渋谷）、バルバラマーケットプレイス325（霞が関）、煮ジル（五反田）、アガリコ（池袋）
▼小売店ではビンと缶で3月24日（火）より販売される
