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食生活ジャーナリストであり、あの伝説の料理番組「料理の鉄人」で審査員を務めたこともある日本一の料理記者といえば「岸朝子」先生だ。

そんな岸朝子先生も絶賛するそば店が、東京・麻布十番にあるという。岸先生に「おいしゅうございました」と言わせたそば店なんて、そば好きとしては絶対行かなきゃダメでしょ!

・セレブの街麻布十番

――ということでやってまいりました、セレブの街・麻布十番。駅からほど近い場所にあるその店「総本家 更科堀井」は、創業から225年という超老舗である。

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岸先生のコラムが掲載されていた『蕎麦本』によると、先生は寒い時期には鴨南蛮を食べるのだという。お値段は1800円とちょっとだけお高めだが、岸先生が絶賛するのだから値段に見合ったお味のはず! 意を決して注文だ。

そして届いた鴨南蛮は、見た目は非常にオーソドックスな感じ。だが、一口そばをすすってみると……!!! これはもう「超おいしゅうございます!」という表現しか出来ないほど究極の味!!

そばつゆとそばのマッチングから、ねぎや鴨への加熱具合、すべてが完璧なのだ。表現が非常に難しいが「誰が食べても唸るぐらい美味しい」ことだけは保証する。濃い味が好きな人でも、薄味が好きな人でも感動するぐらい美味しい、それが更科堀井のそばなのだ。

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・何を食べてもウマい

あまりに美味しすぎてしまったため、追加で更科そばと卵焼きを注文。数分後届いた二つの料理を食べて確信した。「この店は何を食べても究極にウマい」。なんなんだこの店は!? わざわざ凝った表現をしなくても「美味しい」ということさえ言ってしまえば誰しも納得する味の料理ばかりではないか……。

しかも、そばの種類に分けて更科には「甘口」、もりそばにはキリッとした風味の「辛口」のつゆも使い分けているというのだから、こだわりもハンパじゃない。次はぜひもりそばを辛口のつゆにつけて、食べてみたいと思った。

先日食べたSEIKOの会長が行きつけのそば店もとても美味しかったが、この店もとんでもないレベルの美味しさ。日本一の料理記者が絶賛するそば店は、只者ではなかった。そば好きならぜひ一度は行って欲しい「総本家 更科堀井」、文句の付けどころがないぐらい、超おいしゅうございました。

・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

店名 総本家 更科堀井
住所 東京都港区元麻布3-11-4
時間 11:30~20:30
休日 年中無休

参考リンク:蕎麦本(Amazon)
Report:なかの
Photo:Rocketnews24

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