2015年の「厄年」まとめ / そもそも厄年って何？ 科学的根拠はあるの？

2014年も残すところあと数日となった。みなさんにとってどんな年であっただろうか？　良いことがあった人もそうでない人も、来年は素晴らしい1年になってほしい……ということで、2015年の厄年をまとめてみたぞ！「そもそも厄年って何？」という素朴な疑問も、これを読めば解決だッ!!

・厄年とは？

まず「厄年」とは、厄災が多く降りかかるとされる年齢のこと。人生で数回訪れる「アンラッキーイヤー」と考えればいいだろう。その概念は平安時代にはすでに存在しており、現在でも根強く信じられている風習である。

では厄年に科学的根拠はあるのだろうか……？　結論から言うと、ない。「厄年」に科学的根拠は皆無である。これだけ広く世間に知れ渡っている風習であるが、2014年現在、「アンラッキーイヤー」を証明する証拠はないのだ。「なんだ、迷信か」という人もいるだろう。だがしかし……！

・科学的根拠はないが……

これだけ科学も技術も進歩した現代であるが、世の中のすべてが解明されたわけではない。100年後には、厄年がバリバリ科学で解明されている可能性もゼロじゃないのだ。何より、先人たちから脈々と受け継がれてきた経験に基づいている以上、「迷信」の一言で片付けてしまうのも怖いというか、ちょっと気が引ける……。

とはいえ、信じるか信じないかはあなた次第。以下が「2015年厄年まとめ」である。表で確認してもOKだ。なお、男性と女性で厄年は違うから注意してほしい。表の年齢は数え年（来年の年齢＋1歳）となっている。

■男性

1992年（平成4年）生まれ24歳　前厄
1991年（平成3年）生まれ25歳　本厄
1990年（平成2年）生まれ26歳　後厄

1975年（昭和50年）生まれ41歳　前厄
1974年（昭和49年）生まれ42歳　大厄
1973年（昭和48年）生まれ43歳　後厄

1956年（昭和31年）生まれ60歳　前厄
1955年（昭和30年）生まれ61歳　本厄
1954年（昭和29年）生まれ62歳　後厄

■女性

1998年（平成10年）生まれ18歳　前厄
1997年（平成9年）生まれ19歳　本厄
1996年（平成8年）生まれ20歳　後厄

1984年（昭和59年）生まれ32歳　前厄
1983年（昭和58年）生まれ33歳　大厄
1982年（昭和57年）生まれ34歳　後厄

1980年（昭和55年）生まれ36歳　前厄
1979年（昭和54年）生まれ37歳　本厄
1978年（昭和53年）生まれ38歳　後厄

1956年（昭和31年）生まれ60歳　前厄
1955年（昭和30年）生まれ61歳　本厄
1954年（昭和29年）生まれ62歳　後厄

厄年には、前厄・本厄・後厄と、さらには「大厄」まであるが、何がどう違うのかは諸説あり、地域などにもよって違うので割愛する。

科学的な根拠が無いとはいえ、自分が厄年になると若干ソワソワするのが人の性（さが）というもの。ただ、「厄年 ＝ アンラッキー決定！」というわけではない。気になる人は厄除けなどをしてみると、いい気分転換になるかもしれない。2015年がみなさんにとって素晴らしい1年になりますように。

参照元：佐野厄除け大師
Report：P.K.サンジュン
Photo：RocketNews24.