ギターやピアノ、サックス、トランペットなど、楽器を使ったミュージシャン同士の即興バトルは、時として観客をしびれさせることがある。例えば、以前本サイトで取り上げた、ニューヨーク地下鉄内でのサックスバトルは、そのうちの1つだろう。
素晴らしい即興バトルは、何も楽器を使ったものだけではない。ダンスのバトルも、見応えがあるものだ。そこで今回は、今話題になっている警察官 VS 子供の即興ダンスバトルを紹介したい。内容はYouTube の動画「Officer caught on camera losing dance-off」で確認してみよう。
なお、動画は公開からわずか10日ほどで再生回数が220万回を突破しており、現在大ヒット中! 要チェックだ!
・アメリカのストリートダンスバトル
動画が撮影されたのは、アメリカ・ミズーリ州のカンザスシティ。市内の道路で、バトルが繰り広げられたのだ。カッコ良く言えば、ストリートダンスバトルである。
・「ホッコリ系」のバトル
即興バトルといっても、今回のダンスバトルは、前回取り上げたニューヨーク地下鉄内での即興サックスバトルとは、かなり趣が異なる。サックスバトルが、「バチバチ系」だとするならば、今回のダンスバトルは「ホッコリ系」。見ると、思わず笑顔になってしまうようなバトルなのだ。
・心意気がカッコいい
動画では、警察官と少年達が交互に自分達のダンスを見せ合っている。正直に言えば、警察官のダンスは、「カッコいい」と言えるレベルのものではないだろう。しかし、子供と一緒に遊ぶようにダンスをする警察官からは、少年たちに対するサービス精神が十分に感じされる。その心意気は、間違いなくカッコいい!!
・ネットでは賞賛の声多数
なお、Twitter やニュースサイトのコメント欄などには、この動画を見た人が、多くのコメントを書き込んでいる。その一部をピックアップすると……「なんてキュートな警察官なんだ」「こんな警察官がもっと増えればいいなあ」「何回でも見てしまう」などなど。警察官を賞賛コメントが多く見受けられる印象だ。
・動画は警察が公開
ちなみに、この動画は近隣の住民が撮影しており、彼らがFacebook 上で警察に送ったところ、警察が YouTube で公開したとのこと。
「同じように、日本で警察官が子供たちと道路でダンスをしていたら、果たしてどうなるのだろうか……」そのようなことを考えながら動画を見ていると、出てくる人たちが、さらにカッコ良く見えてくる。