男性が女性に対して、「短いほうが好ましい」と思っている事柄が3つあります。まずはスカートの長さ(大根足女性は除く)。次に爪、ネイルに情熱を傾ける女性は多いですが、男性陣からは「短い爪のほうが、清潔感がある」、「短い爪のほうが、料理慣れしているっぽい」など、短い爪をリスペクトする声が多数挙がっています。そして最後にLINE・メールの文面。ここでは3つ目の、「LINE・メールの文面」に的を絞って考えたいと思います。
・文字数が多いほどプレッシャーを与える
LINE・メールは短ければ短いほど良いです。長い文面は、相手を身構えさせます。具体例を挙げましょう。
例1:「土曜の夜、飲みに行こうよ」
例2:「こんにちは。毎日暑いね。仕事の方はどう? 私は、プレゼンが終わってとりあえずひと段落つきました。もし時間あるなら飲みに行きませんか? 土曜日の夜あたり希望です。それじゃ、午後も頑張ろうー」
例1はひと言なので、受け取った側もひと言でサクッと返すことができます。それに対して例2は、それなりの文字数が打たれているので、受け取った側もそれなりの文字数で返さなければならないなぁと、無意識にプレッシャーを感じます。毎日の暑さについて自分が思うこと、プレゼンが無事に終わったことへの労い、午後の業務へのやる気表明など、書かねばならない項目がてんこ盛りで、「うへぇー、面倒くさいなぁ。後回しでいいや」という気分に陥るのです。
・冒頭の挨拶カットから
文面を短くせよと言われても、今まで長ったらしい文面を打つことに慣れてしまった人にとっては、どこをどのように削ったらいいか判断に悩むかもしれませんね。筆者のオススメは、まず冒頭の挨拶を削ること! 上記例の場合、「こんにちは」の部分です。
私たちは子どもの頃から、挨拶は大事ですよという教育を受けてきました。まったくもってその通りだと思うのですが、LINEやメールは直接顔を合わせているわけではないのですから、挨拶にこだわる必要はないでしょう。冒頭に「こんにちは」と打つことによって、全体の印象が仰々しいイメージになることもあります。仰々しいだけでなく、「拝啓」にも似たよそよそしさを感じる人もいるでしょう。どうしても挨拶ワードを入れねば気が済まないというなら、「押忍!」の方がよろしいかと。「こんにちは」は5文字、「押忍!」は2文字。ビックリマークを付けても3文字ですからね。
・内容がノーマルなら問題なし!
例1の、「土曜の夜、飲みに行こうよ」だと、唐突すぎるのではないかと躊躇する人もいるでしょう。しかし、「土曜の夜、バンジージャンプに行こうよ」とか、「土曜の夜、フルマラソンしようよ」と誘っているわけでもなし、「飲みに行く」というごく普通の内容なのですから、受け取る側が唐突さを感じることはないはずです。
・まとめ
短いスカートが履けない大根足女性や、ネイルのオシャレを楽しみたい女性は、せめてLINE・メールの文面くらい短くしましょう。何もかも長いと、男性は逃げていきますよ。
恋愛コラムニスト: 菊池美佳子 Twitter / ブログ
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