オカメインコは、時として歌や人の口笛を真似する事がある。繊細な生き物であるこの鳥類は、人間の関心を引くために歌を覚えるとも言われているが、そんな器用なインコの中から、今回は渋い芸を覚えたインコを紹介したい。
そのオカメインコは、なんとブルースを演奏するのだ。しかも、ピアノとのセッションでソロを披露するのである。YouTube の動画、その名も「Blues singing bird」で一部始終を確認できるぞ。
動画は、少年がピアノを弾いているシーンからスタートする。どうやら、ピアノのレッスンを受けているもよう。弾いている曲は、いかにもブルースである。
すると、そのピアノに合わせるかのように、インコが口笛のような音で入ってくるのだ。ピアノのバッキングに合わせて、ブルージーなフレージングを聞かせてくれるインコ。それはまるで、ハーモニカやリードギターを奏でるブルースマンのようである。
恐らく飼い主の口笛をまねて覚えたのだろうが、それにしてもお見事。一見の価値ありだ!