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キングオブ大衆中華、「餃子の王将」では、全店舗共通のグランドメニューの他に、店舗限定や期間限定のメニューが多く存在している。

そんな店舗&期間限定で販売されているメニューの中に、「極王炒飯」と「極王天津飯」がある。これらは、現在2014年5月9日時点で、東日本エリアの一部店舗のみで販売されているメニュー。「極王」という名前からして、どんなものか気になるところ。そこで、販売している店舗を探して、実際に食べてみた!!

・極王天津飯

「その辺の天津飯とは違うぞ」というオーラが出まくっている「極王天津飯」。こちらは通常の天津飯と同じく、甘酢、京風、塩ダレの3種類から選べる。

この「極王天津飯」、ノーマルの天津飯との一番大きな違いは、具入りのアンがかかっていること。通常天津飯は、卵の中にキクラゲ等の具が入っているだけで、アンには何も入っていない。しかし「極王天津飯」は、海老とアスパラがたっぷり。そのため、見た目が華やかだ。

ただ、味自体はどうかというと……ほぼノーマルの天津飯と同じである。確かに、海老やアスパラの食感を楽しめるのはうれしいが、それ以外は普通の天津飯という印象。ノーマルの天津飯でも十分に美味しいので、もちろん「極王天津飯」も美味しいのだが、ややインパクトに欠けるかな……というのが個人的な感想だ。

ちなみに、「極王天津飯」の方は、「極王炒飯」に比べて販売店舗が少ないらしい。

・極王炒飯

一方「極王炒飯」だが、こちらは、以前に紹介した期間限定メニューの「黄金炒飯」と名称こそ異なるが、見た目や味はほぼ同じという印象だ。

アスパラ、香味豚、海老がたっぷり入っていて、香辛料がしっかり効いている。具の中でも、柔らかい香味豚や海老のプリプリとした食感がたまらん! 本当にウマイ!!

・どちらも680円

そして、価格は両方とも680円。なおグランドメニューの「焼めし」は400円であり、天津飯は440円なので、どちらも1.5倍以上することになる。「餃子の王将」の価格帯に慣れている身としては、「高い……」というのが正直なところ。

・今後の販売予定は未定

また「極王天津飯」と「極王炒飯」だが、現時点では「餃子の王将」のグランドメニューではない。そして、販売している店舗でも、このまま継続して販売していくのか、打ち切りになるのか、そして打ち切りになるとしたら時期はいつなのか、などは全て未定とのこと。

つまり、近いうちに販売終了になることもあり得るということだ。それまでに餃子の王将ファンは、一度試してみてはいかがだろうか。特に極王炒飯はイチ押しである。

Report:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.

▼これが「極王天津飯」の塩ダレだ! 彩り鮮やかな具材で、通常の天津飯に比べて見た目が華やか。
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▼プリプリの海老がポイント
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▼こちらは通常の天津飯
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▼「極王炒飯」はこちら
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▼香味豚、うめぇぇ〜
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▼こちらが4月30日までの期間限定で販売されていた「黄金炒飯」。見た目や味は「極王炒飯」とほぼ同じ
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