大手コーヒーチェーンの「スターバックス」は、2014年4月16日より期間限定で、バナナを丸ごと1本を使った新商品2種の販売を開始した。これに追随する形で、マクドナルドの本格カフェコーナー「マックカフェ バイ バリスタ」でもバナナメニューが登場したのである。
はたして一体どんな味がするのだろうか? スタバと比べておいしいのか? それとも……。実際に飲んでみたぞ!
・販売店舗は限られるので注意!
4月18日から販売開始になったのは、「チョコバナナラテ」、「アイスチョコバナナラテ」、「バナナスムージー」の3種。マクドナルドのなかでも、バリスタのいるお店でしか飲むことができない。ということで、東京駅八重洲通り店に行ってみたところ、なんとこのお店では販売していなかった! マックカフェ バイ バリスタでも、限られた店舗でしか販売していないので、購入する場合はあらかじめ電話をして確認することをおすすめする。
・はっきり言ってスタバには負ける
仕方なく、六本木ヒルズの店舗に行ってみると、こちらは販売していた。早速3種をオーダー、実際に飲んでみたところ、はっきり言ってスタバには負ける。フレッシュバナナを1本使っている商品と比較するのはやや酷か。価格も倍近く(スタバ610円、マクド370~463円)違うので、バナナ感で差がつくのは仕方のないことだ。
・チョコバナナラテはもっともバナナと合っている
この3種のなかで、おいしいものから順番にお伝えすると、まずとてもバナナと相性が良いと思ったのがチョコバナナラテである。他の2つがコールドであるのに対して、この商品は唯一のホット。これから暑くなる季節、冷たいものが欲しくなるところだが、この商品は暑い日でも楽しめるのではないかと感じた。理由はフォームミルクとバナナ・チョコソースがよく馴染み、口当たり柔らかで、飲んでいて飽きない。
・スムージーは急いで飲むな
次にバナナスムージーだ。バナナピューレを使ったスムージーは、ほんのりと甘いデザートドリンクである。夏場には、暑さに火照った身体を冷やしてくれると共に、バナナの甘いテイストが心も癒してくれるかもしれない。急いで飲むと頭が痛くなるので注意。
・アイスチョコバナナラテはちょっと残念
もっとも残念だったのが、アイスチョコバナナラテだ。カフェラテにチョコレートフレーバーとバナナフレーバーのシロップが入っているそうなのだが、それぞれが分離しており、混ぜても統一感が生まれない。最初から最後まで味が分かれたまま、飲み終えてしまうことになる。コーヒーの苦味とチョコ・バナナの甘さが交互に口のなかに入ってくるため、なんだか落ち着きの悪い印象を受けた。
飲んでみたいという方は、まずホットドリンクのチョコバナナラテを試してみて頂きたい。アイスと違ってフォームミルクがうまい具合に、コーヒー・チョコ・バナナのつなぎ役になっていることをたしかめることができるはずである。
Report: 佐藤英典
Photo: Rocketnews24
▼チョコバナナラテ
▼バナナスムージー
▼アイスチョコバナナラテ