2013年、セ・リーグ優勝を果たした巨人こと読売ジャイアンツ。惜しくも日本一の栄冠は逃したが、監督や選手たちは早くも来年のリーグ3連覇&日本一を目指して英気を養っている。
そんな巨人の本拠地といえば後楽園にある東京ドームである!! 巨人ファンにとって後楽園は聖地かもしれないが、住むとなるとどうなのだろう? 巨人が好きすぎて、茨城からわざわざ後楽園に上京して住みはじめた人物に 実際のところを聞いてみた!
・平日のアトラクションは貸し切りが当たり前
東京ドームがある東京ドームシティには、観覧車やジェットコースター等で遊べる遊園地施設、そしてスパ施設を中心としたショッピングモールが併設されている。休日はこういった施設に行列ができて混み合っているが、平日の昼間は修学旅行生でもいない限りほぼ貸し切り状態だ。やったね!
・数分に一回悲鳴が聞こえる
貸切状態なので、お気に入りのアトラクションにも待ち時間なく好きなだけ乗れてしまう。ただしジェットコースターがかなりの絶叫系であるため、あまり近いと家にいても数分に一回悲鳴が聞こえてきてしまうという難点もある。
・野球ファンから激しくリスペクトされる
後楽園に住んでいるというだけで基本的に他の巨人ファンから崇められ、無条件で仲良くしてもらえる。特にシーズン中は日ごと夜ごとがお祭り騒ぎだ。
そして、試合の後は必ずファンが家に集うようになり、遠方から応援にきているファンの宿泊所ともなっていく。そうこうしているうちに友達の輪が広がり、気づいたら全国から集まる初対面の他球団のファンまでも家に出入りし始める始末である。
・コンサートがある時はひたすら殺気が沸く
ただし、それが大物外タレ、韓流アーティスト、女性アイドル、ジャニーズグループのコンサートとなれば話は別だ。ファンが駅や、行きつけのコンビニ、ファミレスに溢れ返っているのを見ると怒りゲージがどんどんと溜まっていく。同じ5万人でも野球ファンだったら何も感じなかったのに……。思わず「よそ者は、出ていけー!」と叫びながら持っている傘を振り回し無双したくなる。
・ヒーローショーの常連になれる
他にも、東京ドームシティで毎年1月に行われる『ふるさと祭り』開催期間中には、全国各地のご当地どんぶりが集まる「全国のどんぶり選手権」でウマイどんぶりを心ゆくまで楽しめたり、ヒーローショーの常連になれたりと、普通の町では味わえない奥深い魅力も詰まっている。
・アクセスがよい / 三田線の春日駅とも繋がっている
後楽園駅を走っているのは東京メトロ丸の内線と南北線だが、なんと地下通路で都営地下鉄大江戸線、三田線の春日駅とも繋がっている。また、数分歩けばJR水道橋駅から中央本線にも乗れてしまう。
・主要スポットに20分以内に遊びにいけてしまう
その結果、渋谷、新宿、池袋、上野、銀座、秋葉原など、憧れの場所に20分以内に遊びにいけてしまうので超便利だ。住みたい町ランキングでは上位にくいこめない後楽園だが、野球ファンなら一度は住んでみるべき町と言えるだろう。
執筆: ユーニーマン(鮒蒸B)
Photo: RocketNews24.