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いま日本で “ピーターラビットのお父さん” が食べられるぞー! さっそくピーターの父を食べてみた

2013年10月5日

peterrabbit (5)
世界中で愛されているイギリス生まれのうさぎ「ピーターラビット」。やんちゃで可愛いピーターだが、実はお父さんはパイにされて死亡している。公式サイトにも、父の紹介欄には美味しそうなパイのイラストが描かれており、ファンの涙をさそった。

そのピーターのお父さんが日本に現れたという! しかもパイになって!! 「ちょ……それ大丈夫なの!?」と、思いつつも、気になったので早速食べてみたぞ! 

・ピーターのお父さんがパイになってやってきた!

ピーターのお父さんパイが提供されているのは、東京・銀座のソニービル内にあるレストラン「パブ・カーディナル」だ。いまソニービルではピーターラビット誕生120周年を記念したイベントが行われており、その一環としてウサギのパイ包みが登場したのである。

・ウサギのパイ包み

ピーターのお父さんは、絵本「ピーターラビットのおはなし」によると、事故にあい農場を経営するマグレガーさんの奥さんにパイにされてしまったという。このストーリーをモチーフにして、ウサギのパイ包みが提供されているようだ。

パイ包みは小振りのパイ。中央には丸い取っ手のような飾りがあり、公式サイトのお父さんイラストをそのまま表現している。

・マッシュポテトとトマトソースが美味しいミートパイ

まろやかなマッシュポテトの上に、ひかえめなトマト仕立てのミートソースが入っている。味はまろやかさが加わったラビオリといったところだ。そして具になかに細かく砕かれた肉を発見! 薄い白っぽい肉、これがウサギの肉である。

よくウサギ肉は鶏肉に似ていると言われるが、確かに淡白だ。しかし鶏肉のようにパサパサしたり、脂が多くのっているわけではない。パサつきはなく、柔
らかい。そして淡白なのにプリっとしていて美味しい。

マグレガーさんが、ピーターの妹・フロプシーの子どもたちを捕まえたときに異常なまでに浮かれていたが、それも妙に納得してしまった。

・『ひげのサムエル』に登場のローリーポーリープディングも

なお、「パブ・カーディナル」では、パイ包みのほかにピーターラビットシリーズの「ひげのサムエルのおはなし」に登場するローリーポーリープディングも提供されている。

ローリーポーリープディング(絵本では「ねこまきだんご」)といえば、物語のなかでは、ねずみのサムエル夫妻によって、子猫のトムが具材にされそうになったお菓子のことだ。だが、今回提供されているのは猫肉ではなく、イギリス伝統作り方でカシスジャムが使用されているのでご安心を!

・コラボメニューは10月14日まで

なお、ピーターラビットとのコラボメニューは10月14日(月)までだ。そのほか、ビル中でピーターラビット関連の展示やグッズ販売をしているので、絵本の世界にひたってみたい人にはお勧めである。

■今回紹介したお店の詳細データ

パブ・カーディナル
場所:東京都中央区銀:座5-3-1 ソニービル
コラボメニューの提供期間:2013年10月1日~10月14日
提供時間:
うさぎのパイ包み、ミート・ティー 17:00~22:30
ローリーポーリープディング 14:30~22:30

参考リンク:ピーターラビット公式サイト
Report:沢井メグ

▼ピーターのお父さんこと、ウサギのパイ包み(945円)

▼公式サイトの「ピーターのお父さん」

▼バッチリ再現されている

▼息子のピーター

▼中身はこうなっている

▼マッシュポテトとウサギ肉のミートソースが美味

▼こちらが「ひげのサムエルのおはなし」に登場のローリーポーリープディング(525円)

▼カシスジャムが巻かれている


▼セットメニューのミート・ティー(2500円)

▼パイ包みのほかにお肉とフィッシュ&チップスのプレートに

▼小さなローリーポーリープディング、ドリンクがセットになっている

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