アイドルに会える「握手会」はファンなら一度は参加してみたいもの。だが、言うまでもなく、生身のアイドルに触れるためには、彼女は三次元の存在でなければならない。
しかし! ここにその法則を覆す猛者(もさ)が現れたという! なんと日本人がバーチャルアイドルである「初音ミク」に握手できるシステムを開発したというのだ。
公開された動画を見ると、手を触るとミクが喜び、引っ張られるとつられて一緒に引っ張られている。これは画期的! この動画は海外ユーザーにも注目され、「また日本がやっちまった」、「日本人が生まれてきた意味がわかった」などと話題になっている。
・初音ミクと握手ができるシステム「Miku Miku Akushu」
初音ミクと握手ができちゃうシステム「Miku Miku Akushu」は、ヘッドマウント・ディスプレイ「Oculus Rift」と3次元感触インターフェイス「Novint Falcon」を使って作られたそうだ。2013年9月23日に行われたイベント「Oculus Festival in Japan」でお披露目されたものだ。
・仮想空間にいる初音ミクが目の前に!
「Oculus Rift」で仮想空間にいる初音ミクを見ることができる。これは、単にディスプレイに映った初音ミクが見えるのではない。視線の角度により、足の先から頭のてっぺんまでまるで目の前に立っているかのように見えるのである。
・手を握った一体感を感じられる
さらに「Novint Falcon」で、こちらの動きが初音ミクにも伝わる。これにより、握った手をぶんぶん振れば初音ミクの手も動き、引っ張ったら一緒に引っ張られるという一体感を感じることができるのだ。これはすごい!! この動画に海外からは以下のような声があがっている。
・海外ユーザーの声
「ウソだろ?」
「アメイジング……」
「また日本がやっちまった」
「オタクの喜び」
「日本人が生まれてきた意味がわかった」
「日本はどこへ向かうのか」
「握手だけでいいとか、意外とプラトニックだなぁ」
「愛に溢れている!」
「何のために使うの?」
「これの行き着く先が気になります!」
「あははは! こんな未来も悪くないよ」
「これはどこでダウンロードできますか? ほしいです!」
・「Miku Miku Akushu」は、一晩で開発された
また、開発者はアイディアを思いついてから一晩でこの「Miku Miku Akushu」を作り上げたそうだ。その点に驚きの声をあげるユーザーもいる。バーチャルアイドルに触れる時代がこんなに早く来るとは……未来はもうそこまで来ているのかもしれないぞ!!