世の中には科学的に説明できないことが山のようにある。説明できない謎の失踪である「神隠し」もそのうちのひとつだ。
先日、ある64歳の男性が朝起きたところ「息子」が謎の失踪を遂げていたという。その息子とは生まれてこの方彼と共に歩んできた相棒。つまり、男性の局部がまるごと行方知れずになっていたのだ。
事件が起きたのはドミニカ共和国だ。サンティアゴ市にすむジェラルド・ラモスさん(64)は前日、酒に酔って帰ってきた。そして翌朝、目をさますと、何かがおかしい。生まれてこの方いつも一緒だった息子がいない。自身の局部が丸ごと消えていたことに気がついたのだ!
一体どこに消えたのか。そこらへんに隠れている様子もない。確かにラモスさんの局部がなくなっていることが確認されると、ラモスさんは病院に運ばれ緊急手術が行われた。命に別状はなかったが、ニュース動画では局部をなくした後の痛々しい姿が映し出されている。
この「局部の謎の失踪」についてラモスさんは、地元のテレビ局に「何も覚えていない。酔って帰ってきて起きたら、俺の “親密な友” はいなくなっていたんだ」と話しているという。
一部では近隣の家の犬がラモスさん宅に侵入し、寝ているラモスさんの局部を噛み切ったのでないかとささやかれているそうだ。だが、ラモスさんはこの可能性を否定。疑いをかけられた犬の飼い主も犬が口に男性の局部をくわえているところも見ていないし、またどこかに隠した形跡も見られないとしている。真相は闇の中。不可解な失踪事件である。
もしラモスさんが酔っていなければ、彼の局部の行方はわかったかもしれない。ラモスさんは「目を覚ますいい機会になりました。これから酒は控えようと思います」と話しているという。