オランダのアーティストであるバート・ヤンセン氏。彼の名前を知らなくても、「亡くなった飼い猫をラジコンのヘリコプターにした男」と言えば知っている人もいるかもしれない。
ヤンセン氏が、飼い猫のオーヴィルちゃんをラジコンヘリ化した際は世界中で話題となったが、2013年、今度は飛べない鳥・ダチョウをラジコンヘリ化したという。ダチョウと言えば、現在生きている鳥類では最大、空を飛ぶことはできないが、時速50~70キロで走るバード界のスプリンターだ。
動画の説明によると、ラジコンヘリ化したのは病死したオスのダチョウであるそうだ。ダチョウの死体は改造され、両肩と両ももあたりから、4つのプロペラがつけられている。体はちょうどスキーのジャンプのように地面と平行にピンと張った状態だ。スイッチを押すとプロペラが回り……ダチョウは、飛んだ。
この動画にネットユーザーは
「オーマイガー!」
「クレイジーすぎる」
「バカすぎて嫌いじゃない」
「ついにダチョウが空を飛んだ……」
「死んだ動物をラジコンにするのはやっていいことではないと思う」
「ダチョウがおびえているように見えるんだけど」
「地獄の黙示録」
「“アート”……ねえ」
と、多くの反響が寄せられている。
ヤンセン氏はこのダチョウ・コプターを「世界初の空飛ぶダチョウ」と呼んでいる。そして、これならヌーの群れから逃れることも夢ではないと語っているという。確かにそれはそうなのだが……動物の剥製をラジコンにする“アート”、あなたはどう思うだろうか?
参照元: Youtube