みんな知ってるあたりまえ知識。でも100人いたら1人くらいは知らない人がいるかもしれません。今回は「スーパーファミコンは北米版だけデザインが違う」という知識です。
そうです。90年代に数々の名作を生み出し、世界で愛されたスーパーファミコンは北米版だけオリジナルである日本版と似ても似つかない仕様なのです。
・スーファミは日本、北米、ヨーロッパ、オセアニアで発売
スーパーファミコンは1990年11月に日本で発売されました。そして91年に北米版が、92年にヨーロッパ、オセアニアで発売されています。スーパーファミコンはグレーの丸みがかったデザインが特徴です。そしてトレードマークには A、B、X、Y ボタンと同じカラーが採用されています。
・北米版のみ異なるデザイン
しかし北米版のみ角ばった形、色もホワイトを基調としたものに。コントローラーのボタンの色も違えば4色のトレードマークもないのです。アメリカ市場にあわせてのデザイン変更だと考えられますが、なぜこのような形になったのかは謎です。
・北米版のデザインはダサい？
なお、この違いについて海外のユーザーからは「北米版はダサすぎ！ ヨーロッパ人でよかった」、「アメリカ人だけど北米版のデザインは雑だと思う」、「やっぱりオリジナル（日本版）と同じでなくちゃ」と日本版デザインを支持する声が多い模様。
一方で、「北米版もクールだと思う」、「自身にとっては北米版がオリジナルだから日本版の方がコピー商品のように見える」という声もあがっています。やはり自分が慣れ親しんだものが一番なのかもしれませんね。なお、北米版とその他のバージョンに互換性はありません。
・海外での正式名称は『スーパーニンテンドーエンターテインメントシステム』
ちなみに、欧米におけるファミコンの正式名称は『ニンテンドーエンターテインメントシステム』（Nintendo Entertainment System）です。スーパーファミコンは『スーパーニンテンドーエンターテインメントシステム』（Super Nintendo Entertainment System）。略して「Super NES」や「SNES」と呼ばれています。
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