健康のため、フィットネスのため、そして強くなるためにキックボクシングの道に入る人は意外と多い。ボクシングではないところがポイントだ。なにせキックボクシングは足も使う。全身運動、それがキックだ。
そんなキックボクシングのジムでよくあることを、50個ほどまとめてみた。これからキック道へ進もうとしている人は、是非とも参考にしてほしい。
【キックボクシングのジムあるある50】
その01：コーチ、会長、先輩などが教えてくれる「構え」が全部ちがう。
その02：ジムに置いてあるグローブは全てキョーレツに臭い。
その03：冬場のロープ（縄跳び）でつまずいて、小指に当たると死ぬほど痛い。
その04：サポーターなしのキックトランクス一丁でアソコをチラチラ見せながら練習している変態がいる。
その05：マススパーリング（寸止めスパーリング）のときに、ブルース・リーになりきるやつがいる。
その06：サンドバッグ初心者が足の甲で「ベシーン！」と派手な音を鳴らしながら蹴ってたりする。
その07：シャドーボクシングだけで体がひきしまることに気づく。
その08：やたらとハイキックにこだわる初心者がいる。
その09：学校でイキがってる不良もリングの上では赤子同然。
その10：たまに「心配するほどバカだなぁ……」と思うくらいのバカがいる。
その11：優しいコーチをナメてケンカ売った勘違い練習生が「コーチは左足一本だけ」のルールでマススパーリングやって流血させられているのを見て感動。
その12：年下の練習生を、年上というだけで先輩風ふかせてシゴくヤツはだいたい弱い。
その13：ミット打ちは変に力むとヘボい音しか出ないことに気づく。
その14：ミット打ちは、受けるコーチのテクニックも重要。
その15：変に鍛えすぎててグラップラー刃牙みたいな肉体になっちゃって、蹴りがうまく打てなくなってる人がいる。
その16：ローキックを下向きパンチで叩き落とすサモア人練習生がいた。
その17：会長が激怒するとジムが凍りつく。
その18：ジムの入り口に飼い慣らされてない超凶悪なドーベルマンがいて練習生がジムに入れない。
その19：夏場に誰かが密かにオナラすると熱気と悪臭で最悪な状態になる。
その20：パンチだけのスパーリングをしたときボクシング経験者のパンチが見えない。
その21：年下の練習生をスパーリングでボコったら、プロ選手から「リングに残れ。次は俺が稽古つけてやる」と言われてボコられる。
その22：簡単なフェイントに何度も何度もひっかかる。そして、そのフェイントを他の人に試すと面白いように決まる。
その23：お好みのサンドバッグがある。
その24：会長のキックミット稽古は震え上がるほど怖い。
その25：スパーリングすると分かるが、ジャブは見た目より痛い。そしてうざったい。
その26：角度によって「見えないパンチ」や「見えない蹴り」は本当にある。
その27：バンテージを巻くと気合いが入る。
その28：首相撲は奥が深い。
その29：キック経験者は「弁慶の泣き所」で泣かない。へっちゃら。
その30：いいパンチが入って気絶させられると気持ちいい。
その31：サンドバッグの時に自分の汗でツルンッと派手にコケても誰も気にしない。
その32：左の蹴りがいつまで経っても上手くならない。
その33：明らかなライバルがいるとマススパーリングでお互い我を忘れてガチンコになる。
その34：マススパーリングの時に相手の股間に蹴りが入ってしまった時の感触「ブニャン」は一生忘れられない。
その35：プロ選手にスパーリング相手の指名されるとマジでビビる。
その36：キックもパンチも「腰」なのだと悟る。
その37：ローキックをヒザでガードされると電撃的に痛い。でもヒザガードした方も実は痛い。
その38：ミドルキックをヒジでガードされると電撃的に痛い。でもヒジガードの方は腕がジンジン。
その39：ふいのボディは死ぬほど苦しい。
その40：4分間が異常に長く感じる。逆にインターバル1分間は一瞬に感じる。
その41：絶望的にセンスのない人がたまにいる。
その42：最初デブだったのに3カ月シャドーボクシングやっただけでスリムになってた練習生がいた。
その43：イジメみたいなエグすぎるマススパーリングを見たことがある。
その44：マウスピースを噛むと気合いが入る。
その45：強い選手と向かい合った時の「オーラ」がヤバイ。
その46：キックやってただけで男子校の不良にも一目置かれてラッキーだった。
その47：いつまでも鏡に映った自分の裸体を見てウットリしている先輩がいる。
その48：昔のプロテインは激マズだったけど、今のプロテインは激うまい。
その49：要は「ちゃんと練習してるヤツが強い」ということに気づく。
その50：練習後のポカリスエット（缶）が死ぬほどうまい。
Report：GO羽鳥
▼これがキックの練習だ！
