ロケットニュース24

山手線を貸し切って走行中の車両で「脱出ゲーム」決行! さらに車内にバーまで設けたイベントがすご過ぎてビビった

2013年7月19日

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キリンビールは2013年7月16日に、ジンベースのお酒「キリン ドライリッキー」の発売を開始した。それに先立って行われたイベントが、過去に例のないスゴイものだったのでお伝えしたい。

・走行中の山手線で脱出ゲーム
そのイベントとは、なんと山手線を貸し切って行われたリアル脱出ゲームだ。参加者は、問題を解かないと次の車両に移動することができない。山手線が一周する間に、すべての出題をクリアすることができるのか? 実際に体験してみたぞ!

・一体どんな脱出ゲーム?
抽選で選ばれた参加者はJR大崎駅に集合し、14時50分発の山手線(貸切車両)に乗車した。出題される問題については事前に一切の説明がなかった。したがって、どんな形で脱出ゲームが進行するのか、誰も知らなかったのである。乗車すると大きな封筒が配られ、「電車が発車するまで、絶対に封筒を開けないでください」とアナウンスされた。中には何が入ってるのか? 気になって仕方がなかったが、とにかく発車時刻を待った。

・難解な謎解き問題
ようやく電車が動き出したところで、封筒を開けると中には、全8問の謎解きが用意されていたのである。そのすべてを解き明かすと、ひとつの答えが出るというのだが、何一つわからん! おそらく車両内にヒントが隠されていると思われるのだが、一個や二個ヒントがあったところで全問回答することは無理だろう。一体どうしたら良いのか!?

・参加者同士の助け合いは禁止
問題用紙を前に頭を抱えていると、次から次へと他の参加者が次の車両へと移動していく。ウソッ! みんななんでわかるの? 頭のいい人、ヒントをくださいよ! と懇願したいところだったが、他の参加者からヒントをもらうことはNGだった。困り果てたが、何とか問題をひも解くことができ、記者(私)も次の車両へと移動できた。

・停車した駅でヒントが出ていた
次の車両では、一枚のコースターが渡された。そこには12個のマスがあり、そのマスを文字で埋めるというのだが……。実はここに至るまで、車両は二度停車している。その停車した駅に、12個のマスのヒントがあったそうなのだが、最初の8問に集中しすぎてて車両の外を見る暇なんかなかったぞ! チキショーッ!! もう無理だ、解ける訳がない。

・商品がヒントだった
記者は半分あきらめ気味に、目に写ったものを書き込むことにした。それは商品のキャッチコピーだ。「ガッツリ、スッキリ、甘くない。」を書き込んでみたところ、なんとそれが答えだった! やった、ヒント見られなかったけど、何とかなったぞ! 最後まで諦めちゃダメだな。諦めたらそこで終わりですって、誰かも言ってたもんな。ということで、12番目にゴールの車両にたどり着くことができた。

・低アルコールブームを跳ね飛ばす!
ゴールの車両には、特設のバーが用意されており、そこで発売前日に「キリン ドライリッキー」の試飲会が行われた。実際に飲んでみると、最近の低アルコールブームを跳ね飛ばすような勢いあるお酒であると感じた。まず甘さが一切ない。夏の暑い日に、ゴクゴク飲んでも後味スッキリに違いない。

・柑橘系フレーバーと強炭酸
そして、アルコール度数はやや高めの7パーセントだ。それなのに、キツいという印象はほとんど感じられない。しかも柑橘系のフレーバーと強炭酸で、飲み口は非常にさわやかだ。おそらく柑橘フレーバーと強炭酸が、アルコールの強さを感じさせない秘密なのではないだろうか。日差しが強く照りつけるような海辺で飲めば、速効でテンションマックスになるはずである。

こうして約1時間の脱出ゲームは幕を閉じた。また次回このような機会があれば、ひとりでも多くの人に参加して頂きたい。普段とは違った山手線を体感できるはずである。

Photo:Rocketnews24


問題Aの回答:数字の入っている枠は「五十音」を意味している。したがって、数字の順に五十音を読んでいくと「やまのてせん」になる。


問題Bの回答:表はすべて縦方向(列)で見る。たとえば、左端は「K○○N○」ということになるのだが、これをアルファベット順に見ると「KLMNO」ということになり、緑の行に入る文字は「M」になる。同じ要領でアルファベットを読み解くと、「MEGURO」(めぐろ)ということになる。
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▼車両は貸切。行先の表示はなく「団体」となっていた

▼脱出列車の出発を待つ参加者

▼発車前に配られた封筒。中には何が?

▼美人の車掌さん(司会者)からルール説明

▼14時50分に大崎駅を発車。脱出ゲーム開始。封筒の中には全8問の謎解きが

▼たとえばこんな問題(問題A)

▼続いてこんな問題(問題B)。わかるだろうか? (答えについては画像の一番下を参照)

▼難しい~……

▼う~ん

▼なんじゃこりゃ? どないせえっちゅーねん

▼苦悶の末になんとかクリアして、次の車両へ

▼停車した駅(二カ所)でヒントが出たようだが、見る暇なかった

▼ヤケクソでキャッチコピー、「ガッツリ、スッキリ、甘くない。」を書いたら正解だった

▼最後はみんなで乾杯! 山手線の車内で、お酒飲めるとは思わなかった

▼力強い味わい。激暑の日にゴクゴク飲みたい

▼記念に、「乗車記念証」をもらった

▼素晴らしいイベントなので、継続開催して頂きたい

▼問題A、Bの答えを知りたい方は「次」のページへ

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