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【動画あり】鳩山元首相が中国メディアに話した『日本が尖閣諸島を盗んだ発言』を言っていないと否定 → 言ってる映像が見つかり炎上

2013年6月26日

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鳩山由紀夫元首相が香港のテレビ局『フェニックステレビ』から取材を受け、尖閣諸島問題について「中国側から『日本が盗んだ』と思われても仕方がない」と発言していた件。

インターネット上でもさすがに今回の発言は問題だと批判されていたが、産経ニュースによると、鳩山元首相はこの件について「(中国側から『日本が盗んだ』と思われても仕方がないとは)言っていない。中国側がそう判断をするという可能性があると申し上げた」と釈明したそうだ。

しかし、フェニックステレビのウェブサイトでは「盗んだ」発言のインタビュー映像が公開されている。その映像を見た日本のネットユーザーからは再度憤りの声が上がっている。

・インタビュー動画が公開されていた
公開された動画によると、鳩山元首相のインタビューは東京で行われたそうだ。フェニックステレビのインタビュアーが「鳩山閣下、係争地であることを認識されているということですけれども改めてなぜ係争地とお考えなのか教えてください」と質問。これに対し、鳩山元首相は以下のように回答している。

・鳩山元首相の回答
「お互いにこの尖閣・釣魚島(ちょうぎょとう)に対して “俺たちの島だ” という気持ちが両方の国が持っていて、ある意味で当然だと思っています。それは中国側から見れば盗んだという風に思われても仕方がない。ならばそれは返すべきだというのはカイロ宣言のなかに尖閣が入るだろうということは、そういう解釈は十分に、私は中国側から見れば当然成り立つ話だと。すなわち、まさに係争地であると」
(インタビューより書き起こし)

鳩山元首相は、確かに自身の言葉で「中国側から見れば盗んだという風に思われても仕方がない」と言っていた。

・過去にさかのぼり認めるべき
また、鳩山元首相は「日本政府のかたくなな態度が続けば日中関係の改善はありえない」、「過去まで認めるべき」とも発言。また、日本政府は尖閣諸島は日本固有の領土であり、誰が何と言おうと「領土問題」は存在しないという立場をとっている。だが、鳩山元首相は1972年の国交正常化の際に尖閣諸島の問題を棚上げにしたことから領土問題が存在すると認識しているようだ。

・中国メディアの解釈
この発言に対し、中国メディアは、鳩山元首相が

「中国側が『魚釣島を日本に盗まれた』と思うのには道理がある」
「日本政府は日中の間に尖閣諸島をめぐる領土問題が存在するのを認めるべきと表明」
「鳩山氏は日本政府の態度は間違いであると強烈にとがめた」
「日本政府が領土問題を認めることが日中関係改善の第一歩である」

と、認識していると報じている。

・鳩山元首相の意図は?
動画を見る限りインタビューは全編を公開したのではなく、ニュース用に編集されたものであるようだ。インタビュアーの質問も一部しか公開されていない可能性もある。全容がわからないので、発言についても鳩山元首相の意図と異なる解釈がされている可能性も否定しきれないが……。

・ネット上では怒りの声
しかし、「盗まれたと思われても仕方がない」と発言したのは確かであり、そのような発言をすれば中国側がどう反応するかは想像がつく。インターネットユーザーからは「売国奴と言われても仕方がない」、「国賊」、「ふざけんな」などと憤りの声が多く寄せられている。

もはや「言っていない」だけでは日本国民に対する説明としては不十分だと言われても仕方がないだろう。その真意を話してほしいものである。皆さんは、今回の発言をどうお思いだろうか?

参照元:鳳凰網(中国語)、産経ニュース


▼フェニックステレビの動画、冒頭部分に中国語で説明が入っています

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