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【衝撃事実】香港スターバックスがトイレの水でコーヒーを作っていたことが判明!! 市民「スタバだから安心していたのに」

2013年5月30日

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スターバックスは世界中に展開しているコーヒーチェーン店だ。どこの国でも店内は清潔でサービスもいい。海外に行った際、衛生状況がイマイチな国でも「スタバなら安心!」と、利用している人も多いのではないだろうか?

多くの人が信頼して利用しているスタバだが、香港のあるスタバ店舗がトイレの水を使ってコーヒーを提供していたことが判明。トイレの水でコーヒーってどういうことだよ!? しかもスタバが!? 市民からは困惑の声が上がっている。

・外の公衆トイレの水でコーヒーを作る
トイレの水を使ってドリンクの提供をしていたのは、香港にある「スターバックス中銀大廈店」である。地元メディアが撮影した映像を確認すると、確かにスタッフが大きなタンクを持って70メートル先の駐車場にある公衆トイレと店舗を往復している。

トイレの中には男子用小便器からわずか1.5メートルのところに「スターバックス専用水道」とかかれた蛇口があり、そこから採水しているのだ。

・トイレから採水していた理由 → 店舗内に水道設備がないため
なぜこんなことになってしまったのか。それはスターバックス中銀大廈店のなかに水道設備がなかったからだ。そのため、オープン以来2年間ずっとトイレの水を使い続けていたのだという。

・スタバ「店内のろ過設備は完璧なので問題ない」
トイレからの採水が明るみになると、行政は「採水方法も場所も規定違反」であるとして同店に警告を出し、即刻改善するよう要求した。

これを受け、スターバックス香港のスポークスマンは「トイレ内の水道は飲用水である」とし、「水を運ぶタンクも定期的に消毒。加えて店内には最新のろ過システムがあり、水はろ過してから使用していた」と安全性を強調した。

あくまで問題はなかったとするスタバ香港。だが、市民からは「信じられない」、「香港だしスタバだから安心していのに」との声が上がっている。同社も利用者の心情を考慮した結果、今後はトイレからの採水を一切停止し、ボトルの飲用水を導入することを決定したそうだ。

・トイレには雑菌があるのでトイレ内の水を飲用水とするのは疑問
スターバックス香港はトイレ内の水道水を使用していた件について特に問題はなかったとの認識を示した。だが、香港飲食協会会長の黄家氏は「トイレにはどうしても雑菌が発生する、そこから飲用水を採取するのはいかがなものか」との旨のコメントをしている。

確かに一般的にトイレには大腸菌やブドウ球菌がいるとされている。いくら安全基準に達していると言われても、やはりトイレから採取した水で作られたコーヒーを飲むというのは気持ちの良いものではないだろう。なお、スターバックス香港によると、ほかにトイレから採水している店舗はないとのことである。

参照元:Apple daily(中国語)、Youtube
執筆:沢井メグ
[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]

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