合コンと聞くと、ひと昔前までは「大学生がやるもの」というイメージでしたが、最近では「オトナ合コン」という言葉が表しているように、三十路・四十路世代の合コンも珍しくない時代になりました。「最近めっきり誘われなくなった」という人も、いつ合コンのお誘いがやってくるかわかりません! 有事に備えて、合コンのお作法をおさえておきましょう。
・座る位置に注意
先日、筆者が参加した合コンでの出来事です。時間にルーズな筆者は、10分ほど遅刻していったのですが、到着して詫びを入れようとする前に、そこにある光景に愕然としました。男性参加者たちが奥のソファ席に、女性参加者が手前の椅子席に座っているのです! 男女平等の世の中にこんな発言をするのは野暮かもしれませんが、一般的には女性がテーブルの奥に座るものという風潮ですよね。
・女性は奥、男性は手前
後から参加女性の1人に聞かされたのですが、定時に到着したところ、一番乗りの男性がすでに奥側の席に座っていたため、自分はテーブル席に座るしかなかったとのこと。その後、続々と到着した参加者たちは、自然に「男性が奥、女性が手前」という流れで着席していったというのです。これは、完全に一番乗り男性の責任ですよね。もしくは、後から到着した男性たちの誰かが、「女性に奥側座ってもらったほうがいいよね」という発言があるべきだったのでしょう。合コン会場に一番乗りで到着した際は、座る位置にお気を付けくださいませ。
・本気モードの人に配慮すべし
最近は、「合コン」と「飲み会」の区別があいまいになってきているので、合コンに誘われても、「本気で恋人を見つけよう!」と鼻息を荒くしている人は少ないかもしれません。しかし、一応は「飲み会」ではなく「合コン」として催しているのですから、恋人がいる人を呼ぶのは避けましょう。参加者の中には、本気で恋人を見つけたいという姿勢の人だっているのです。恋人がいる人を呼ぶのは、本気モード参加者に対して失礼ですよ。
・一次会途中で帰るのは絶対NG!
一次会から二次会に移動する途中や、二次会の途中で帰るのはノープロブレムですが、一次会の途中で帰るのは絶対NGです。これまた筆者の体験談で恐縮ですが、一次会が始まって一時間半ほど経った時点で、「この後、予定があるので」と先に帰っていった参加者いました。さすがに開いた口が塞がりませんでした。後に予定があるのなら、最初から来ないで頂きたいものです。一人帰っただけでも、残された方は白けますし、そもそも人数が合わなくなります。後から予定がある日は、合コンに来ないでください。
いかがでしたか? ごく当たり前の一般的な作法をご紹介させて頂きました。これらを踏まえて、今後合コン参加時の参考にして頂けると幸いです。